アイリッシュマンの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「アイリッシュマン」に投稿された感想・評価

わたしゃぁ、疲れました!
※意味のないレビュー

3時間30分。
トイレ問題が心配だったけど、そこは楽々クリア出来て良かった。
重要な場面や、クライマックス、特にラストなんかを見逃しちゃったら大変だもの。
体感時間は、2時間30分ぐらいかなぁ。長い、長~い。
"THEスコセッシ"って感じの映画だったけど、あんまり映画に集中できなくて・・・。少し苦手な映画だった。
それでも、3人の演技合戦は必見だし、CGによる若返り、おじさんからおじじまでを描いているのは面白い。
個人的にツボだったのが、登場人物が出てくるたびに死因が書いてあること。ほとんどの人が銃殺!!!

終盤、ウトウトしてしまい、肝心のラストを見逃す大失態!!!
起きて気づいたら、監督マーティン・スコセッシの文字が画面にデカデカと流れていた。
誰か、最後どうなったか教えてくれませんか~?笑
神父さんと何か話してるところまでは覚えているんだよねぇ。
3時間30分も見て、最後観てないなんて、あんまりだぁぁぁぁ。泣

もう、わたしゃぁ、つかれたぜよ。
お腹が空いたので、帰りにマクドナルドに寄って、グランベーコンチーズセット(ポテト+シェイク)を買って、家に帰って"まだ結婚できない男(自分のこと)"観ながらハッピーな気分で食べましたとさ。🍔

おしまい。チャンチャン。
だいき

だいきの感想・評価

3.8
スコセッシ×デ・ニーロが大好きな人なら十分面白い!僕もそのひとり。
3時間半の長さは全く苦にならない。

つくりは、スコセッシ感全開。
構成が近しい過去作品でいうと「カジノ」。

ロバート・デ・ニーロ
ジョー・ペシ
アル・パチーノ
この揃い踏みはたまらない。
それぞれ持ち前の演技力を存分に発揮してるので見応え十分!
(まあ、みんなかなり年取ってしまってはいるけど。。)

今作のデ・ニーロは、トップポジションではなく下につく役柄故に凄みとかは出ててなくて、デ・ニーロ好きからするとちょっとあれだけど、
なんといってもやっぱマフィア映画となるとジョー・ペシは最高!
老いたとはいえ独特の雰囲気は健在。
アル・パチーノはまあいつもどおり(笑)

実話ベースだからあらすじでネタバレしちゃってるのが残念。
僕は幸いあらすじほとんど把握しないで観たから内容もしっかり面白かった。
こうん

こうんの感想・評価

4.5
たっぷりジワジワ、3時間半のスコセッ師映画。いやー堪能したなぁ!疲れたけど、濃密なシネマ体験でした。

観る前は最近のスコセッ師の「マーベル映画は映画じゃない」発言とかNetflix問題(公にも私的にも)とか、色々考えてたんだけど、吹っ飛びましたね!

身もふたもない説明すると、コクのある顔のおじさんたちが延々と内輪揉めしているだけなんだけど、その人間たちの滑稽味と組織やアクの強いカリスマたちとの軋轢の哀しみが、軽みと重みと両輪の手触りで描かれまくっていて、ドラマとして秀逸でしたね〜。
そしてジミー・ホッファの終焉へと続く、クライマックスともいえる一連のシークエンスの映画的な呼吸といったら!
鼻息荒くして「たまらん!」と絶叫したくなりました。

全米トラック協会というグレーゾーンの組織なだけに、マフィアものとはまた一味違ったフランクな雰囲気がある登場人物たちの関係性で、より職場感や友達感があって(マフィアのような鉄の掟はなさそう)、より人間味のあるドラマが展開されており、それでも邪魔な奴生意気な奴は殺っちゃうわけで、人物紹介のテロップのセンスの軽妙さも含め、なんだか「仁義なき戦い」のようでもありましたね。基本的には人間喜劇ですよ。
アル・パチーノは金子信雄です。
あと、デ・ニーロの相克だけみれば、外様のヤクザである鶴田浩二が荒ぶれる「総長賭博」みたいでした。

それにしてもデ・ニーロがよかった。
アカデミー賞対象?だったらノミニーくらいされるんじゃないか。あの困り笑顔がめちゃハマってたねこの映画に。
ジョー・ペシもよかった。あの剣呑な眼差しはさすがです。
ラストあたりのふたりの老いさらばえ方は凄まじいものがあるし、ラストカットの数十センチの切なさよ…!
ちょっと泣きました。よくここまで観せてくれたし、御年76のスコセッ師の実感が感じられましたよ。
生きること老いることの寂寥感に充ち充ちた映画でした。
それがシネマ/ムービー/ピクチャー/フィルム/活動写真のいずれかだとしても、僕にはしっかり〝映画〟でしたよ。

なんにしても映画館で観られてよかった。
これは覚悟して209分、映画館で一気見するのが良いと思う。

しかしこの企画をスコセッシが通常の劇場公開の映画として作れなかったことを考えると「映画じゃない」発言の真意にも得心がいくけど、このランニングタイムのじっくり具合は逆に配信前提だから成立させられたのかも。
劇場用だったら2時間半に切られてるよね。

スコセッシがNetflixで映画を作る、という事態はやはり事件ではある。
「面白けりゃなんでもいいです」というのは観客の権利だけど、映画ファンとしては対岸の火事としてはいけない気もする。

でもこの地味なギャング映画にはめちゃ金かかってるんだよね。若返りCGIで。若くしたり瞳の色を変えたり。
そこの延長にはまた、死んだ俳優をCGIで作り上げ演技させることができる、という創作上の倫理も孕んでいるから「アイリッシュマン」はなかなかに映画の外側で考えさせられます。
(ジェームス・ディーンのCGI蘇り映画には大反対です俺)

我が家のNetflix導入はまだまだ先だけど(夫婦の会話が途絶えるから)、Netflixはサブスク映画館とかお考えになられてはいかがでしょうか?(切実)
kyo

kyoの感想・評価

4.9
ゆっくりワントーンで進んでいった
登場人物多くて関係性掴みきるのムズイ
Netflixだと多分3時間半は見ないだろうしと思い、映画館へ。
この長さの映画を見たことがなかったので、何度か時計を見たし、いやーーこのやり取り長いよ!!!と思うけど、そこが面白みだったりして、最後若干腰が痛かったけど、思ったよりも短く感じたのはやはり怪優の演技力。イケイケの時代から、中年、老後と魅せるなぁ。

そしてアルパチーノ、デニーロ、ジョー・ペシ、そしてマーティン・スコセッシ監督。このラインナップを揃えられるNetflixがすごい。
MashO

MashOの感想・評価

4.0
ロバート・デニーロ。アル・パチーノが出演する、マーティン・スコセッシ監督の話題作です。3時間の長巻のため途中で睡魔に襲われる場面もありましたが、冷戦時代のアメリカの暗部をしっかり描いた実話に基づく大作だと思います。
躊躇なく殺人を犯しながら敬虔なキリスト教徒であるところのギャップが印象的です。
クリスマスを目の前にして神父(牧師?)と面会した後、病室のドアを少し開けておいて欲しいと頼むラストシーンは何を暗示してるのだろうか。
Kiki

Kikiの感想・評価

4.1
「銃なら飛びかかり、ナイフなら逃げろ」
巨匠×名優×名優×名優の会話劇

劇場で見た209分の映画…これも"経験"の記憶が残り続けるであろう“至福“のひとときでした。

アメリカの裏社会に生きた実在のヒットマンの重厚な映画…なのにロバート・デニーロの笑顔の残像がハンパない。老いて娘と和解したくなるのは万国共通問題…。
アル・パチーノの眼力と熱量は、強い闘争心の現れ圧倒的な存在感が素晴らしい!
何が嬉しいって久しぶりのジョー・ペシさんの絶品悪巧みの顔!(ホームアローンが懐かし~)

配信も楽しみです。
十八番のジャンルで得意技を封じてきたスコセッシ。ポップミュージックとロック使いはかなりの控え目(このジャンルで今回ストーンズすらかからない)、キレッキレの編集はほぼ皆無、テンポは良く言えばじっくり、悪く言えばだらだら。キレの悪いじじいのしょんべんみたいな映画。期待していた面白さは全くなく、ひたすらつまらない。ただ、死に体の老いぼれであるフランク・シーランの回想という形式上、これはある意味大正解の作劇とも取れる。キャリア終盤でこれまでのブランドイメージを堂々とひっくり返してきたところにスコセッシの凄みと本気がある。つまらないだけあって長い長いエピローグの侘しいラストカットには充分な旨味が出ていた。周りに人だらけの窮屈な劇場では痺れを切らしそうになるので、家で休憩しながらコツコツ観る方がよっぽど堪能できると思う
あっ、これGTAとかMAFIAで見た奴だ! になる映画。
そりゃ、その辺がリスペクトしてやまないマーティン・スコセッシが作ったのだから当然である。
しかもほぼ実話ベースという、世にもびっくりなお話。事実は小説よりも奇なり。

テンポの良い映像と小気味よい会話劇が続き、映像にも工夫が凝らされる。
三時間半という大ボリュームを感じさせない映像の技術はさすがベテラン監督。
そこらの二時間映画より間延びせず進んでいく様は見ていて楽しさしかない。
シーンのそこかしこにちょっとしたユーモアが添えてあり、笑える場面もしばしばだ。

一方、根底に流れるテキストは、マフィアものだけあって重たい。
仁義や愛、友情が引き裂かれていくシーンを見せつけられるのは心が痛む。
ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノの二大巨頭共演も手伝い、
演技力だけで進んでいくシーンには目を見張るほかないだろう。

総じて、非常に出来の良いマフィア映画という話になる。
これだけのものが作れるからこそ、堂々とマーベル映画に文句を言えるのかもしれない。
犬

犬の感想・評価

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内容的にもキャスト的にもやっぱり『グッドフェローズ』を思い出さずにはいれない重厚な210分。簡単に殺しては海に銃を捨てるルーティンはスコセッシらしいテンポの良さがあり、遅刻論争とか地味に笑えるシーンも多々あって、流石に長いは長いけど体感的にはそれほどキツくないから凄い。歳を取らないと時間の短さを感じることが出来ないというような名言があったように、時の経過は虚しくて、寂しいデニーロに同情してしまった。んでもって幼少期のペギーちゃん可愛いです。
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