先日、劇場で観た『映画を愛する君へ』のアルノー・デプレシャン監督のことを全く知らなかったので、U-NEXTで配信されていた本作を試しに観賞。
本作の主人公も『映画を~』と同じく監督の分身と言われる“…
『そして僕は恋をする』の主人公と同じ名前のポール・デダリュスとエステルの物語だけどキャラクターとしては別人。少年時代、高校時代のソビエトでの研修旅行、エステル、ポールの青春時代の3つの思い出。
序…
昔々「そして恋をする」で、エンターテイメントでない現実的なフランス恋愛模様を描いたアルノー•デプレシャン監督は、その分身マチュー•アマルリックより知的でイケてた。
その20年後に撮った相変わらずの…
最後までエステルとポールがどうにかなってくれないかと願うんだけど、どうにもならない。大人びていて気が強いのに、ポールの死を考えて時々泣いてしまうような童顔の彼女にこっちまでメロメロになった。こういう…
>>続きを読むデプレシャン作品に多く登場するキャラクター、ポール•デダリュス。「そして僕は恋をする」「クリスマス•ストーリー」、そして本作の主役でもある。トリュフォーにおけるアントワーヌ•ドワネルみたいな分身かと…
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長い海外生活を終えて故郷フランスへ戻ることになった外交官で人類学者のポールは、パスポートに問題が見つかり空港で止められてしまう
自分と同じ名前のパスポートを持つ男に共産圏のスパイ疑惑がかけら…
なんか、サスペンスっぽい始まりで、その謎を解く映画かなと思いきや、これがどうも違うのか?なんて思いながら観てました。まあ、1回目は予習なんだな、と割り切って、二回目の視聴でどこまで分かるかチャレンジ…
>>続きを読む【第68回カンヌ映画祭 監督週間SACD賞】
『キングス&クイーン』アルノー・デプレシャン監督作品。カンヌ映画祭監督週間に出品されSACD賞を受賞、セザール賞では作品賞など11部門にノミネートされ監…
このレビューはネタバレを含みます
8年前に観たつもりなんだが、後半まったく記憶がなかった。前半の旧ソでのパスポートのシーンとかめちゃくちゃ覚えてるのに…
エステルが好みじゃないから後半は記憶から消えてたみたい…
それでもエステル、最…
Trois souvenirs d ma jeunesse 2015年 アルノー・デプレシャン監督作品124分。故郷フランスへ帰国することにした外交官で人類学者のポール(マチュー・アマルリック)が、…
>>続きを読む(C)JEAN-CLAUDE LOTHER - WHY NOT PRODUCTIONS