ノーベルバーグ×現代のラブストーリー
演出が好きだ。時折り登場人物らと画面越しに目が合う。目は合っているのだが、私たちに語りかけているわけではない。ずぶずぶな恋愛をしているのに「私たち今恋してるの…
このレビューはネタバレを含みます
アルノー・デプレシャンの観る
人類学者で外交官のポールは久し
ぶりに祖国フランスに帰国するが
空港で同姓同名出生日出生地も同
じ別人のパスポート存在からスパ
イではと疑われるがの話
こんなあらす…
若きポールとエステルの恋を中心に、友情と愛情を行ったり来たり。
手紙でしかやり取りが出来ない時代の遠距離恋愛は困難で、エステルの寂しさも理解できる。
個人的にはエピローグが秀逸。マチュー・アマルリッ…
村上春樹の主人公臭のするクソ男。リア充が「僕クラいから」とか言ってるの見るとナチュラルに殺意が湧くが、大人になっても感情も関係も整理できないままグチャグチャでぽーんと終わるのはなんか凄い。
あとポー…
人物をレンズ越しに覗いているかのようなカメラワークやカメラに向かって話しかけるキャラクターたち、自分とは何か、他者とは何かを会話の中で見つけようとする男女、毛沢東思想に傾倒する学生……ヌーヴェルヴァ…
>>続きを読む有名な『そして僕は恋をする』(※本作の前日譚的な?)も未見で挑んだアルノー・デプレシャン映画。
日本ではあまりレビュー評価は良くなく、その理由もよくわかるのだが、個人的には凄く緻密でウィットに富ん…
(C)JEAN-CLAUDE LOTHER - WHY NOT PRODUCTIONS