よくできた短編映画
このころドライヤーはなんでこんなに短編映画を作ってたのか?
出港するフェリーに乗るためバイクを爆走させる男と女。
次々と車を追い抜いていくが、一台の車とあおり運転して……
フェリーに間に合いたいサスペンスから生じる疾走感が交通安全啓蒙なのに胸熱レース映画になる。
終盤は全カットめちゃくちゃ怖い。衝撃映像と控えめなサウンドの熱量が乖離したブニュエル的な不穏さ。突然時間が…
カール・ドライヤー唯一の半ドキュメンタリー、半劇映画。
デンマークの作家、ヨハンネス・V・イェンセンの短編集「神話」収録の「彼らはフェリーに間に合ったか?」原作。
フェリーに乗るためにアホみたいに…
ドライヤー監督の短編の中で最も有名な作品。デンマーク政府による交通安全の広告映画。バイク二人乗りの男女がフェリーに間に会おうと100キロ超で爆走する映画。終盤のカットがすべて素晴らしい。カモメのモン…
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ドライヤーの短編映画の中で最も劇性が高く、最も知られている
ナレーションが無く、広報や宣伝といった側面をそれほど感じさせることがないため
あくまで現実性の獲得にこだわり、俳優の使用を避けた 彼の他…
11分の短篇。「怒りの日」の特典映像として何の予備知識もなく見たんだけど、なんとも鮮烈な余韻。。
他作とも通ずる美意識はこの作品からも感じられる。
冒頭、フェリーからバイクが出ていくところの構図の…