アンジェリカの微笑みのネタバレレビュー・内容・結末 - 3ページ目

『アンジェリカの微笑み』に投稿されたネタバレ・内容・結末

〝踊れ〟
〝目も眩む高さで 不変に瞬く星たちよ〟
〝讃え そして逃げよ 一瞬でも〟
〝繋がれた道から〟
〝時よ とどまれ〟
〝汝 いにしえより〟
〝天の幻の道をさまよう者なり〟
〝天使たちよ〟
〝天…

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「僕の頭が変なのか。神様!」
アンジェリカは死んでも尚、ではなく、死んだからこそ、彼にとっての呪いであり運命だったのだと思う。喋らないあの死体以外は幻想に過ぎないのだから。あの部屋の中に燻る煙さえ…

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霊なのか虚妄なのか判然としない対象に強烈に心惹かれてそちらの世界に旅立っていく話、って一口で言うとシンプル神秘な恋愛譚という感じだけど
星新一がたまに書く、洞穴みたいなむなしさがあるファンタジーみた…

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u-nextで「ミステリアスで驚くほどみずみずしい、時空を超えた愛の幻想譚」と書いてあったのでどんなものかと思って観てみたら、まさかのポルトガル版牡丹灯籠だった。幽体離脱シーンの安っぽいCGもなんの…

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このシーンをこう見せようという嫌らしさを全く感じない作品だった。
主人公が恋に落ちるシーンも、死ぬシーンも時間はかけるが見せ方自体はあっさり。でもそれで十分だった。

写真は写されたものを時間のない平面の死の世界に閉じ込めるものであり、カメラのファインダーは生と死の世界を媒介する役割がある。だから主人公がファインダー越しに死者であるアンジェリカに見つめ返されたとき…

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神と人間の媒介としての天使。名前の通り、アンジェリカは生と死、実在と非実在といった絶対的な距離を一度に跨ぎこしてしまう天使的存在として扱われている。そしてこの媒介という神学的テーマが、写真を撮ると…

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世界最高齢映画監督として知られたマノエル・ド・オリヴェイラ監督による作品。

オリヴェイラ監督作品では本作が初となる。
年の功が魅せる独特な雰囲気。
類い稀な質感と不思議な心地好さ、珍妙不条理な可笑…

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アンジェリカーーーー‼︎‼︎

アンジェリカという死神に取り憑かれた主人公が見るこちらに微笑むアンジェリカの写真は他にない恐怖感があり、理論的に語る死後の世界、機械化による時代の移り変わり、それに映…

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現実にあって、夢の中にはないもの。それは肉体。これは肉体を捨てるまでのお話。

追記
この映画は表の主題でアンジェリカとの出会いを描きつつ、裏の主題としては主人公の男が天国へ行けるかどうかを描いてい…

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