長い間妻に隠していた思いによって違う道に進んで行く物語。
舞台の戯曲のような作品で、もの凄く展開するというわけでもなく、ロビン・ウィリアムズの葛藤や世の中の差別的な部分を見せつけられる。
凄く静…
2017/06/28
ヘビーだなあ。生きていくこととは。
誰をも責められないなと思った。
もしわたしが奥さんの立場だったらきっと、ローランを責めただろうし、なんてひどい仕打ちをするのだと嘆いただろ…
今は亡きロビン・ウィリアムズの最後の主演作。
同性愛の自分を押し殺し、結婚し仕事にも恵まれ幸せに生きてきた初老の男の物語
短い作品だけど邦画のような濃い内容
ロビン・ウィリアムズ自身が人生とは何…
「奥さんがかわいそう」などと言っている人たちは、いったい何を観ていたのかと思う。
人間は他人に振り回され、他人を振り回す。一人ひとりが「生」の加害者でもあり、被害者でもある。
「これでよかったのだ…
露骨に同性愛者を描いてみせながらも登場人物を綺麗になぞられた作品。
芸術描写はないものの、恍惚とドラマの部分を見せ、何の変哲もないハプニングを大きく魅せられるやり方にはムーンライトにも似たものが垣…