強烈なワンシーンに全てを捧げるストロングスタイルを貫くベロッキオの映画観には、毎回驚かされる。しかし、なぜかヴァーホーベンの「ベネデッタ」の方がいつものベロッキオに近かったと思ってしまった。
題材…
変な映画だった。
画面の味付けの少なさに退屈を感じた冒頭だが、建物の中での光の射し方、顔の凹凸に現れる影の迫力。粒子感もなく色もそんなにいじってなさそうな。
第一部のフェデリコの沸々と湧き上がる欲望…
マルコ・ベロッキオ監督『私の血に流れる血』…2015年のイタリア、スイス、フランス合作映画である。本作は第72回ヴェネチア国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞している。日本では、2015年の第28回東…
>>続きを読むフェデリコが妙な声を聞く⇒修道女ベネデッタの吊り下げられた後ろ姿を発見する(まだ顔は見せない)であったり、フェデリコが庭を歩いて人を探す⇒室内から何者かの視線を感じるフェデリコ⇒いったん室内からの主…
>>続きを読む観てきました。中世の「魔女裁判の不条理さ」と、現代の「利権にすがる大人たちの滑稽さ」を対比はすごいイマジネーション。
監督の息子(ピエール・ジョルジョ・ベロッキオ)ごてていたり、監督の双子の弟を想起…
17世紀古都ボッビオのある修道院を舞台とする宗教X魔女裁判、現代の国家経済Xヴァンパイア(吸血鬼)という異色のテーマをもちながら、民間伝承と近代の資本主義が二部構成で捻れ合う奇怪な衝撃作だ。
前…
17世紀の魔女裁判と、現代の廃修道院に蠢く怪異。
時間を越えて脈打つ制度の暗部と、解き放たれる魂のヴェネツィア受賞作。
イタリア映画界の巨匠マルコ・ベロッキオが、自身の原風景である町ボッビオを舞台に…
前身の映画館も含め初訪問のキネマ・ノイで観ました。静謐で美しい映像が続くのですが、ストーリーを追い切れない(追ってはダメだったのかも?)ため、途中30回くらい睡魔で意識がとびました。素面なのにこんな…
>>続きを読む悪魔と契約したとして女性を拷問にかける宗教人たちと、その女性から性のみ享受し見捨てる情けない男性
昔はこんなことをしていたんだよね、馬鹿らしくて酷く惨い
そんなふうにして魔女狩りのようなただそれだけ…