軽快なタッチ、コメディ調の娯楽作品でありながら、ハートウォーミングでは決してない。説明しないまでも背景には過酷な社会状況が感じられるし、外部環境の変化、新たな表現形式との対峙、家族関係での葛藤等によ…
>>続きを読む初ピエール・エテックス、
『ヨーヨー』。
正直に言えば若干の肩透かしであった🙇♂️サンプリング作家たる代表格のゴダールが、“当時”本作に“共鳴”したことには頷ける部分はあるのだが、大物映画人たち…
テレビの到来に観客を奪われた映画産業の停滞や世界恐慌など、同じくサイレントからトーキーへの変遷を描いた『バビロン』より相当に映画史と向き合ったと思えるような道化師の悲哀な回顧録。サーカス故に古典映画…
>>続きを読む回る回る
ヨーヨーは回る
上へ下へ
ヨーヨーは回る
あくびとため息を繰り返すように
ヨーヨーは回る
回る回る
ヨーヨーは回る
細い細い一本の糸で
ヨーヨーは回る
運命的な愛を取…
大富豪とその息子の話。
大邸宅とサーカス団。
サイレント+トーキー。
どの場面も端正にまとまった構図。
コミカルなシーンが続くけど個人的にはハマらなかった。
冒頭近くの邸宅内のダンスシーンはとても…
ピエール・エテックスはジャック・タチの亜種にあらず。古き良き時代のサーカスやサイレント映画への憧憬。一方で浮き彫りになる現実世界へのメランコリー。ラストなんて「成功しても欲しいものは手に入らないので…
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