サリヴァンの旅の作品情報・感想・評価

「サリヴァンの旅」に投稿された感想・評価

まさ

まさの感想・評価

4.0
映画監督であり金持ちのサリヴァンは、次作に社会派の映画を制作するという。だが、今まで裕福に育ったてきたサリヴァンは貧しい人達の環境等を理解しないと、次作を作れないことがわかった。そこで、サリヴァンはボロの服を着てお金を持たずに、貧しい人達を理解すべく、貧困の旅にでる。

コメディ映画の名作であり、大胆なアクションや演出でとことん笑わせてくれる。現代のコメディの基礎となるような演出がぎっしり詰まっている。それでいて、ヒロインのヴェロニカ・レイクが非常に美しかったりと観客の心を鷲掴みにしてくる最高の映画だ。

なお、ただのコメディではなくて、スタージェス監督は当時のアメリカの社会問題を取り入れることを忘れていない。映画を観て腹の底から笑う人達が印象的だった。
前半と後半のテンションの差についてけるかがポイント。私は微妙についていけたと思ってる
mingo

mingoの感想・評価

4.0
あまりにも劇中にルビッチルビッチ出てくるからスタージェスはライバル視してたのか尊敬の念を込めていたのか気になるところ。
ロードムービーの傑作として名高い本作だが、トラブルですぐハリウッドに戻っちゃうから言うほどロードムービー感はなかった、、にしてもスクリューボールすぎる脚本は流石の一言。初期ディズニーのミッキーアニメーションまで堪能できるうえに、人生とは何かを学べる傑作。
コメディ映画の存在意義は全てここにある。

映画監督のサリヴァンは、次は社会問題を深く追求した作品を取りたいと思い、浮浪者の格好をし旅に出る。

これまで苦労をしたことのなかったサリヴァンは貧しい人々と生活していく中で、彼らを支えるものがなにか気付く。


素晴らしい話でした。
この映画自体もコメディで、ドタバタ感があり笑えるシーンが多かった。

改めてコメディ映画の魅力を感じられる素敵な映画でした。
私たちとして映画を再発見しなければいけない。
「(コメディは)ささやかだが、過酷な人生においてなくてはならないものだ」。ここに書いたせりふは劇中のものとはおそらく少し記憶違いがあるが、この物語でこんな言葉を遺してくれたことに感謝したい。

マングローブみたいな美しい場所に堂々としたいぬの登場があって、そこもみどころです。
pier

pierの感想・評価

4.3
コメディが軽視されている事に対するスタージェス監督の反論。
それさえコメディの傑作に仕上げてしまったのはお見事です。
ぼろぼろ泣いてしまった。コメディとは何か、映画とは何か。なぜ映画を観るのか。答えが全てここにはある。
なかけ

なかけの感想・評価

5.0
これは泣ける。コメディについてのコメディ映画。作品の出来とは別のところで個人的に大好きとしか言いようがない、ヴェロニカ・レイクがめちゃくちゃかわいい。
KY

KYの感想・評価

4.0
プレストン・スタージェス監督作。

映画監督サリヴァンは、娯楽作品を監督しハリウッドで成功を収めていたが、彼自身は社会派作品が作りたい。サリヴァンは、映画会社の重役たちの反対を押し切って、実際の現実社会を知るために旅に出ると言い出し、浮浪者のフリをして旅に出るが・・・。

・・・

ここまでオーソドックスなシナリオを見たのは久しぶりかも。コメディ監督が社会派作品を作るために旅をするという物語動機を起で用意し、結に貧困層にとって大切なのはコメディだと気づく帰着点を用意。

しかしそのオチを観客にすぐには気づかれないように恋愛が絡む承1、本当に貧困層になってしまうサスペンスの承2という二つのヒキをきっちり用意してた。

そのそれぞれにちゃんと障害も用意していて、特に主人公が既婚者だったという設定は素直に『どうなるのか?』とヒキを与えてくれる。最後には全てが万事解決して登場人物皆がハッピーになるというのもまさにコメディ。

オーソドックスすぎるゆえにオチも恋愛のゴール仕方も予想できてしまうと思う人もいるかもしれないが、それでもきっと『気づかないふり』をしたくなる微笑ましさがある。
スタージェスによるコメディ賛歌って感じで、かなりグッときた!
グル・ダットの『渇き』のリメイク元。

つーか、ベロニカ・レイクってクールな美人顔なのに,この映画ではめっちゃ萌える! 特に新聞読んで、映画の衣装のまま、セット内を猛ダッシュするシーンが,萌え! としか言いようがない。
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