サリヴァンの旅の作品情報・感想・評価

「サリヴァンの旅」に投稿された感想・評価

加賀田

加賀田の感想・評価

3.5
逮捕される速さ 場面が変わっても会話が続くところは笑える可能性は秘めていた
CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

4.0
【苦労は買ってでもしろ!】
『101 CULT MOVIES』に掲載されているロードムービー。あのジャック・ケルアックが『オン・ザ・ロード』で旅の気持ちの比喩として本作を引用していたりする。気になっていた作品だけに年末にDVDを購入。ようやく鑑賞した。

本作は1941年第二次世界大戦中の作品。抱腹絶倒のコメディ映画なのだが、深く鋭い皮肉に満ちた傑作だった。

コメディ映画、ミュージカル映画で成功している映画監督サリヴァンは、悩んでいた。映画会社のトップは自分にコメディ映画をじゃんじゃん作らせようとする。でも自分は不況の原因を突き詰める社会派ドラマを撮りたい。遂に会社トップと喧嘩し、ホームレスの格好して町を彷徨うようになる。

最初は、激しいドタバタ劇が展開され、当時の通俗的な作品かと思う。しかし、それは巧みなギミックだった。社会派ドラマを撮りたい意識高い系男の空回り、それが笑えないぐらいどん底に落ちぶれていく。

そして、強烈な事実に気づく。
「私はコメディ映画を撮りたい。この世には笑いだけを生き甲斐にして生きている人がいる。私は全く苦労していない。」

苦労は買ってでもしろと言われるが、サリヴァンが悟る偽りの苦労と本当の苦労溝に私はノックアウトされた。

そして、ジャック・ケルアックが『オン・ザ・ロード』で本作を引用したのが凄く重要なことにも気付いた。インテリゲンチャなジャック・ケルアック達が、ブルジョワのしがらみから解き放たれたいと思い旅へ出るのとサリヴァンの動機のシンクロ率100%だったのだ。

これは大学1年生に是非とも観てほしい傑作だ。旅とは何か?貧困に関する新鮮な理論を突きつける今観ても面白い作品でした。
ゆめこ

ゆめこの感想・評価

4.2
すごい良かった!
映画みて大爆笑してるシーンと最後のセリフが好き
堊

堊の感想・評価

4.2
トムとジェリーみたいなむちゃくちゃな映画。むちゃくちゃに面白い。
まさ

まさの感想・評価

4.0
映画監督であり金持ちのサリヴァンは、次作に社会派の映画を制作するという。だが、今まで裕福に育ったてきたサリヴァンは貧しい人達の環境等を理解しないと、次作を作れないことがわかった。そこで、サリヴァンはボロの服を着てお金を持たずに、貧しい人達を理解すべく、貧困の旅にでる。

コメディ映画の名作であり、大胆なアクションや演出でとことん笑わせてくれる。現代のコメディの基礎となるような演出がぎっしり詰まっている。それでいて、ヒロインのヴェロニカ・レイクが非常に美しかったりと観客の心を鷲掴みにしてくる最高の映画だ。

なお、ただのコメディではなくて、スタージェス監督は当時のアメリカの社会問題を取り入れることを忘れていない。映画を観て腹の底から笑う人達が印象的だった。
前半と後半のテンションの差についてけるかがポイント。私は微妙についていけたと思ってる
mingo

mingoの感想・評価

4.0
あまりにも劇中にルビッチルビッチ出てくるからスタージェスはライバル視してたのか尊敬の念を込めていたのか気になるところ。
ロードムービーの傑作として名高い本作だが、トラブルですぐハリウッドに戻っちゃうから言うほどロードムービー感はなかった、、にしてもスクリューボールすぎる脚本は流石の一言。初期ディズニーのミッキーアニメーションまで堪能できるうえに、人生とは何かを学べる傑作。
コメディ映画の存在意義は全てここにある。

映画監督のサリヴァンは、次は社会問題を深く追求した作品を取りたいと思い、浮浪者の格好をし旅に出る。

これまで苦労をしたことのなかったサリヴァンは貧しい人々と生活していく中で、彼らを支えるものがなにか気付く。


素晴らしい話でした。
この映画自体もコメディで、ドタバタ感があり笑えるシーンが多かった。

改めてコメディ映画の魅力を感じられる素敵な映画でした。
私たちとして映画を再発見しなければいけない。
「(コメディは)ささやかだが、過酷な人生においてなくてはならないものだ」。ここに書いたせりふは劇中のものとはおそらく少し記憶違いがあるが、この物語でこんな言葉を遺してくれたことに感謝したい。

マングローブみたいな美しい場所に堂々としたいぬの登場があって、そこもみどころです。
pier

pierの感想・評価

4.3
コメディが軽視されている事に対するスタージェス監督の反論。
それさえコメディの傑作に仕上げてしまったのはお見事です。
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