路地裏が多い、電車の音、家屋から聞こえる人のいがみ合う声、ランニングの掛け声、サイレンの音、とある家を見つめたり、リードを手放してしまうことなどなにかが起きそうで起きない塩梅がいいです。
セリフがな…
よくは分からんが撮影のお手本みたいな短編だと思った。夜明けから始まる光量の変化とか一応は散歩と言う名目を与えられ移動を続ける被写体の置き方と周囲の環境の切り取り方とか。おっさん自身が立ちションをする…
>>続きを読む犬の散歩ではなく、ちゃんと犬と散歩する男として撮られていて良かった(男が立ちションするシーンもちゃんとある)。静かな朝の街、そこでどんな音がしてるかちゃんと記録してて拘りを感じる。突然入る電車の走行…
>>続きを読む会話なし、言葉なし。犬の散歩をする人間が歩くさま。ごくありきたりな世界なのに、ハッと目を見張るサスペンスがひそかに、でもたしかに生まれていること。
手放してしまった犬のリード、思ったより近くでカーブ…
ダミアン・マニヴェル監督の短編をもう1本。
Cannes 2012: Nikon Discovery Award
日曜日の朝、と言ってもまだ暗い夜明け前から散歩に出かける中年男と黒いワンコの姿を捉え…
犬の足音がこんなにも心地いいのか。
ずっと聴いていたくなる。
人間の足音とは違うそれ。
そしてぶでっとしたおじさんの歩き方もいい。
家に入りたくない理由がなにかある。そんな
日はだれにだってある。…