終わりの作品情報・感想・評価

終わり1992年製作の映画)

Verj/The End

製作国:

上映時間:9分

4.0

『終わり』に投稿された感想・評価

Aix
3.6

実験映画監督の名匠として知られるアルタヴァストペレシャンの作品。どこかに向かう電車の話。

タルコフスキーの鏡にオマージュを捧げたような作品でした。と言っても、雰囲気的にはタルコフスキーよりもクリス…

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朝に観た流れでペレシャンの他作品も気になったので観た。
タイトル…なぜ「終わり」なのだろう?
そこまで深くは分からない。
ペレシャンについてまだ分かり始めた最初段階だから仕方がない。

前半は本当に…

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アノ
3.7
前半が最高。子供が寝落ちするとこ素晴らしすぎ。列車音のリズムが良いだけに海に出てからの劇伴で萎えてしまった。
終盤のトンネルの暗闇は間をもててない。
列車の外にカメラが出ずにずっと前半のまま通してほしかったとも思う。子供が眠りに落ちる瞬間など中々良い捉え方なのだから。後半はちょっとペレシャンの手癖で撮られてる感じ。面白いけど。
4.0
海の美しさにやられた。列車の音とショットのリズムが重なって気持ちいい。
確かにカッコいいけど、ラストの映画的カタルシス一つがショットの連なりの中で独立しすぎてやしないか?と思った。
トンネルを抜けるまでの光! 車窓からの海!鳥!太陽! あの太陽は、バルネットの青い青い海級。
とんでもない作家。
TnT
4.1
このレビューはネタバレを含みます

 電車の音。電車の中。アルタヴァスト・ペレシャンは前回「住人」を見たばかりで、その映像の迫力からすると出だしの普通さに驚く。ただそれは後半で一気にひっくり返るのだが。

 人々の撮り方。半ば盗撮じみ…

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4.3

当時参考資料として紹介されアルタヴァスト・ペレシャンを初めて観た。列車に乗り合わせたさまざまな年齢の人、さまざまな民族の人の姿が次々と映される。線路のつなぎ目を通過するガタンゴトンという規則的な音と…

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