今までキリストや、天使、悪魔を描いた映画は数あれど、神そのものを登場させた映画ってあったかなぁ。
しかも、とんでもないクズキャラで、予告編とか見た時に「これ、よくカトリックが抗議デモとかやらなかっ…
このレビューはネタバレを含みます
監督ジャコ・バン・ドルマルの前作「ミスター・ノーバディ」を観たのは学生の頃だったと思いますが、とにかくシュールの極みで何が何やらサッパリだった印象でして。ちょっと苦手意識を持った中での鑑賞でしたが、…
>>続きを読む6年ぶりのジャコ・ヴァン・ドルマル最新作。
神様は実はブリュッセルに住んでいて、パソコンで世界を制御している。
子供達は奇跡を起こせるけど自分はパソコンが無ければ何も出来ない無能。人間は自分の憂さ…
これ大好き。
どこかモンティパイソンを思わせるシュールでシニカル、それでいて詩的なファンタジー。
「神様ってひどい奴だよね」って誰もが一度は思ったことがあると思うけど、この映画はその通りに癇癪持ちで…
大学時代にキリスト教学が必須で、神の存在ってなんて矛盾だらけなんだ!と無宗教の自分はずっと考えていたんだけど、この作品を観てなんだか神の存在のとらえ方がわかったような、そうでないような・・・
そんな…
好き嫌いがハッキリ分かれそうな作品は。個人的には少し苦手な部類でした…
少女エアの可愛さや、神であるお父さんの徹底した横柄なキャラは良かったですが、少し時間が長くてだらっとしてたかなと…
ただ、…
こんなの作っちゃう感性持てる人こそ神様です。笑
全く違うのに、昨日観たマイケル・ムーアと通じるものを感じた。
決められた価値観は誰かが勝手に決めたこと!「何曜日じゃなくて何ヶ月って言うことにした…
「兄さんの名は?」
「JC」
「ジャン・クロード・バンダムみたいな?」
狭義にはユダヤ・キリスト教的世界観の矛盾と不条理を、広義には思い込みと常識に囚われた人々の心を解放せんとする物語として描かれ…
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