フーシ、君のような人が増えたなら、世界はもっと幸せになれるのにー———フランシス・フォード・コッポラ(映画監督/『ゴッドファーザー』『ワン・フロム・ザ・ハート』)
________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄…
心地よい素敵映画です。
うだつの上がらない男が周りに支えられながら生きていく。
何もかも上手くいかないが、ストーリーが進むにつれて彼を応援したくなっちゃう。
音楽と映像もマッチしていて素晴らしいです…
誠実で冷静で無口で器用、ただ少し生き方がぶきっちょなだけな巨漢のフーシ。
大袈裟な出来事はないけど、その後の生き方にちょっぴり影響がありそうな一期間を描く物語。
じんわりしてるからこそ心に来ると…
わざとらしく大きな出来事があって、それを乗り越えてハッピーもしくはバッドエンド、みたいなよくある展開じゃなくて、ぬめぬめ進んでいく現実ぽさが良かった。
ふたりは結婚した頃のわたしと夫みたいだと思った…
めっちゃいい人があんまり報われないけど
なんかどっか変わったんじゃねーかと
こいつの人生少しはマシになったかもよと
淡い期待だけ持たされたラスト!!。
自分がもしフーシのような人に会ったら
どうする…
なんだ、あのクソ女!!!!!
それに尽きる
なんかもうフーシが切なくてグサグサきた。。。
クソ女の面倒見るのも大変なのに、彼氏に出て行かれて不機嫌な母親の面倒まで。。。
フーシ全然ハッピーになってく…
純粋で優しい心を持つ主人公のフーシ。
確かに子どもおじさんで内気なところはあるかもしれないが、根っこは本当にただの優しい人であって、決して噂をされるような"変な人"ではない。
そんな彼が恋愛を通して…
© Rasmus Videbæk