わざとらしく大きな出来事があって、それを乗り越えてハッピーもしくはバッドエンド、みたいなよくある展開じゃなくて、ぬめぬめ進んでいく現実ぽさが良かった。
ふたりは結婚した頃のわたしと夫みたいだと思った…
僕はこの作品の終わり方はハッピーエンドだと思いました。
人間賛歌をギュッと1時間半に凝縮させた作品だなぁと。
主人公のフーシは、43歳で背の高い太った体に頭頂部だけハゲたロングヘア、内気で無口で女…
ただただ、おっさんの日常を愛でる映画。字幕で観ると映画っぽさがあるけど、字幕外すとほんとうにおっさんの映像が流れるだけ。1人のおっさんを契機にいろんなストーリーが広がっていく。個人的にはおっさんが女…
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熱烈な、というか能動的な趣味がある時点で、主人公は生き続けることに成功してると思う。
そんな人が出かけ始めたら、なんかいろいろと上手くいった。
ごみ収集の人とはよくある同僚の関係になれたし、好きな…
凄く哀しい話…フーシって見た目は怖いけど本当に純粋に優しくて相手の事をずっと考えているので大好きになるな…タイトルってこういう意味??笑
ヘビメタとかいつも行くレストランとかいつもやっていた事が実に…
歳を取った独身男性特有の生きづらさ、社会性を持たないといけない苦しさみたいなのが濃縮されている映画だった。
ただ、ダンスレッスンを契機に少しずつ興味が外に向いてきた事だけはいい事だと思う。最後の終わ…
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フーシの心優しい性格が友人との関係を表してた、彼女が鬱から献身的な支えによって復調したたかと思いきや、躁状態に入っていたのであって途端に崩れていった。
大人しそうな見た目とは裏腹に頼りがいのある漢で…
すごく好きだった。
北欧がどんな風にこどおじを描くのだろうという怖いもの見たさで。
職場でイジられても鈍感にならざるを得ないマインドは、どんどん弛緩していったものだろうし、どんどん閉じてしまってい…
© Rasmus Videbæk