やっと観られた!という喜びが大きい。
反面、内容には、心に重くのしかかるものがあった。
主人公はドイツ人娼婦のリリ。貧困ながらも稼ぎは全てヒモ男に費やし、そんな痛みが愛だと信じたい気持ちが描写さ…
このレビューはネタバレを含みます
人情より都市開発経済を優先する即物的世界を批判した、難解な言葉使いと汚言の混じったファスビンダーの脚本と、シュミットの耽美的で滑らかな映像に食い違いを感じた。
止め絵に合わせて音楽がジャンとなる…
このジャケットのシーンが
後にも違う形ででてくるが
リリーにとって
最高で最悪な時だったのだろう
詩を朗読してるような
セリフは哲学的すぎて
理解はほとんどできていないが
マリアブラウンの結婚
の…
【都会に天使はいない】
スイスの名匠ダニエル・シュミット監督がライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督の戯曲『ゴミ、そして都会の死』を映画化した作品。ファスビンダー自身もヒモ男フランツ役として出演…
何を言っているのか分かるようで分からないような観念的な台詞が連続するが、徐々に全体主義と資本主義に対する批判的なメッセージが浮かび上っていく
別れてからの娼婦とヒモ男のほうが魅力的に映る。己の魂だけ…
子猫殺して食べちゃったよ!!って作品。
正直どんなホラーよりショッキングなシーンで、この制作年代と制作国を考えると、本当にやっちゃってるのではと思えてしまう。
というか、これ本当にやっちゃってる…
ジャケットのシーンがとても印象的。ファスビンダーがシュミットと一緒に脚本書いているし、役者でも!
戦後ドイツのフランクフルト。ジャケットの女性は娼婦リリー(イングリット・カーフェン)。男はリリーの…
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