観終わって、ああ、こんな話だったのかと。
見ているこちら側は、もしかして、そうなのかも…とぼんやりとした不安と淡い期待をして見ているのですが、それはあまりに…(言ってしまうと面白さ半減するため)
…
見えないものを信じる、受け入れがたい現実に対して希望的な何かを信じる。
宗教的な精神性も強く感じるが、側から見れば非合理ながら、この視座は確実に人間の根源にある意識を看破している。
外観ではなく、内…
写真家と、その被写体の娘と、そこに入ってきた助手、という素材だけでここまで長く撮れるのが天晴れです
しかしこの監督も「世界的ホラー作家」みたいに見固められてるのが損してるよな〜
本人がホラーとして撮…
黒沢清とフランスは相性が良い。人物の後ろにあるカーテンや鏡などに異様に気を引かれるのがジャパニーズホラー的な画の作り方で素敵だった。120分も同じポーズのまま静止してなければならないダゲレオタイプ、…
>>続きを読む黒沢清監督らしい不穏で美しい空気感が漂うフランス製ゴーストストーリー。
光と静寂、影と不安が丁寧に織り交ぜられた映像は見応えあり。ただ、終盤にかけての展開がやや唐突で、物語としての詰めの甘さが残るの…
記録用
黒澤清監督作品。
ダゲレオタイプという19世紀の写真の撮影方法を娘に長時間繰り返す変人のアシスタントとして雇われた主人公は次第に娘と心を通わせるが、、、。
ダゲレオタイプという世界初の実…
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