「不潔よ!」からの鎌倉で何故か小津をじわりとパロディする田中登はこれが2作目らしい。主人公が想い人のどストレートな精神分析で不感症を克服、股間にコルクを突っ込まれて悶えながら歩く主観ショットの手振れ…
>>続きを読む田中登は初期からすでに立派。文芸的かつ凝った演出で最後まで飽きさせない。森勝もこれでもかと全力で勝負している。そして中川梨絵はほんと一流すぎてクラクラする。少しだけの登場で白川さんと並んでいるとさら…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
不感症によって凍っていた心がえっちな治療によって溶けていると。そういうことか。
裸体にバター塗って犬にぺろぺろさせるのすごい…
不感症の妻が抱きついてるのに両脇で浮気相手とベロチューするイメージ…
若く美しく気品あるヒロインの若奥様(鎌倉在住)今日も生徒達にお華のお稽古。
そんなヒロインのお華を『女の悦びが無いっ(不安)』と看破する父親。そう、実は彼女は不感症なのでした…
彼女の苦しみや不感…
中川梨絵が歩く歩く。鎌倉駅や「お父さま、不潔だわ」みたいな台詞に、『晩春』だー原節子だーと、微妙にアガる。監督の攻めた演出と美術の中では、不感症設定である中川梨絵の毅然とした姿より、白川和子のピンク…
>>続きを読む鶴岡八幡宮からの段葛で始まるオープニング。鎌倉鎌倉鎌倉!!ロマンあふれるポルノで素敵だった。中川梨絵は本当に魅力的。不感症に苦しんでたところから徐々に解放されていく演技は目を見張る。挟み込まれる鎌倉…
>>続きを読む田中登のデビュー作。フロイト先生こんにちはな精神分析的なモチーフとかが散りばめられていて、ロールシャッハテスト(だったよね?)まで出てくる。ここにでてくるプロによると生け花にまで女の欲望やら生きる(…
>>続きを読む過去のトラウマが原因の不感症を患う妻との性行為に不満の夫は妻の友人や女中と不倫を重ねる。妻はその事実を知り、自らの性欲を抑圧しながら良き妻を続けるべきか、初恋の紳士な医師のもとへ助けを求めに行くのか…
>>続きを読む©日活