☆キャリアを重ねる程に、決まった画の比率が下がって、いわゆるキッチュな(シャビーとも言える)画の比率が高まってる気がします。フィルムとデジタルのちがいか?
☆つまり2004年公開の当作では決まった(…
人はひとつ所に留まりたいのか
それとも世界を見たくて外を目指してゆくものなのか
それは人に寄るだろうし、その人の育ちや境遇、運や縁であり、行きたいと思っている場所に、誰しもが行けるのではないという…
久しぶりによくわからなかった
どこにも行けないって気分とすがるもののなさ、都市構造と貧困の暴力。そのやるせなさ。お互いが不安定なままでは誰とだって寄り添えないってこと。
でもたどり着くラストシーン…
長い廊下をタオが絆創膏を求めて歩く、冒頭のシーンが非常に好き!一気にジャ・ジャンクーの世界に入り込める。
劇伴も好み。画面が暗いのが時々惜しい。
全体的に閉塞感漂う設定が秀逸。
北京から出なくても…
『プラットホーム』をエクストリーム化した感じか。それですべてを言い切れたわけでは全然ないけれど。どうだ参ったかと全ショットでいわれているような圧迫感は嫌いじゃなかった。この時点ではジャ・ジャンクーの…
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