特攻の出撃命令を受けるも運悪く高熱が出て出撃を断念せざるを得なくなった勝雄、代わりに敬愛する阿部飛曹長が出撃し帰らぬ人になってしまう。罪の意識に苛まれながら70年が過ぎて、余命半年と宣告された勝雄は…
>>続きを読む公開から既に約10年…時の経つのが早すぎる
この時 戦後70年ですね
主人公:橋本勝雄役の奥野匡氏は本作撮影当時84歳かな?(85歳って記述もありますね)
現在97歳だそうです
本作の3年ほど前に…
静かな反戦映画。
特攻隊員として生きながらえた男が、亡くなった仲間の思いを背負い、何十年も生き続ける。物語は、原作者自身の体験をもとに映画化されたものだ。
劇中で描かれる「ムカサリ」は、若くして亡…
「戦争」で経験した辛い過去を死ぬ前に清算するお話。
発熱は故意だったのか、紀和は何故あそこまで尽くしたのか、結局主人公は呪われていたのかお迎えが来ただけなのか、語られない部分がこの作品の最大の魅力か…
特攻は逝った者も生き残った者も過酷なもの。
志願したものの矛盾を感じ行けなかった者を責めるものはいない。後を託された者にも生涯大きな責を負う。鈴立山若松寺のむかさり儀式、死者との婚礼、あの世で添い遂…
自分の代わりに特攻で死んだ戦友のことをずっと悔いて生きてきた男の死に際の償い。
戦争で生き残った人たちの中には、生きて帰ってきたことを悔いる気持ちをずっと持っている人が多かったようだ。
誰のせいで…
このレビューはネタバレを含みます
第二次世界大戦末期、特攻隊として当時自分が取った浅はかな行いによって、生き残ってしまった1人の老人を通して描く人間ドラマ。
作品の中では明らかにされていないが、余命がわずかと悟ったことによる懺悔と…
誠和企画