将棋を題材にした映画というのは、どこか定期的に心を掴んで離さないものがある。
『聖の青春』はその中でも群を抜いて「命を賭ける」という行為の本質を描いた作品だった。
松山ケンイチ演じる村山聖は、難病…
このレビューはネタバレを含みます
思う存分
若くして亡くなられるというのは辛い。
一つのことに秀でそれも有名となり
夢である名人にあと一歩届かず、
夢半ばにしてこの世を去らねばならない
無念。
実在の方で羽生名人と渡り合った…
将棋は詳しくないので、羽生さんは知っていても、村山さんは存じ上げなかったのだが・・・・・。
命を削っても、自分がかけたい将棋の世界を一番にする情熱、唯一無二の勝負の世界を作り上げる羽生さんへの憧れ、…
村山さんと羽生さんの関係性が知りたくて鑑賞。
お二人の対局はまさに魂と魂がぶつかり合うようで、そんな村山さんと急な別れとなった羽生さんの喪失感は並々ならぬものだったのだろうなと推察しました。
東出…
鑑賞記録
将棋界で“西の怪童”と呼ばれた男、“村山 聖”は幼い頃から腎臓の難病を患っていた。入退院を繰り返す日々に父親から勧められた将棋に心を奪われ、最高位『名人』の称号を手にすることを夢見て、無…
病気を抱えながらも命をかけて将棋を差し、生きた男、村山聖の紹介のような映画。
松山ケンイチと東出、その他固める俳優陣の演技が良く、特に2人の空気感は別格に感じた。
時代的な背景だったり映画に描かれ…
(C)2016「聖の青春」製作委員会