スイス・アーミー・マンの作品情報・感想・評価

「スイス・アーミー・マン」に投稿された感想・評価

チュン

チュンの感想・評価

3.8

バカバカしいなぁーオイ(泣
すごくくだらない下ネタを、
ものすごくキレイに表現している。
ジャケが印象的で、どういう状態なの?とツタヤ先行レンタルで借りてしまった。
ゾンビものかと思ったけど、うーん、まぁゾンビものなのかなぁ。
ラドクリフ会心の演技だと思う。
無人島で遭難したハンクが、孤独に耐えきれず死のうとしたら、そこへ死体が流れ着くその死体がなんとドラえもんの4次元ポケット並にいろんな機能がついていて脱出を試みる。
ふざけてんのかまじめなのか、なんかまた数年後に観たくなりそうな映画でした。
ハンクもあの島に流れ着いたということは、ハンクも死のうとしたのかな?
あなたも絶対途中「何してんねん笑」とツッコんでしまうでしょう。
ペジオ

ペジオの感想・評価

4.2
お前達 生きてない 死んでないだけ(原始の言葉より)

方々で話題となっていた映画で凄く観たかったのですが、「出オチだったら嫌だな」と不安でもあった
結局その不安は杞憂で、「いろいろと便利な力を持ったド○えもんの助けでボンクラ主人公が成長する話」という馴染み深いお話でとても秀逸
(やっぱり世間的に「変」とされているものは、「道具」立てこそ変わっていてもその実普遍的なものを描いている事が多いと思う)
台風や石ころや恐竜と友達になったコミュ力お化けの「あの彼」も、死体とはまだだったんじゃないか?

健全な社会を形成するために蓋をされてきた「臭いもの」「汚いもの」「気持ち悪いもの」
本来ならそれらは「生きてる証明」でもあるはずなのに
アナタが社会で「生きづらい」と感じているのならアナタは「生きている」ということなのだから周りなんて気にすんな!…と全面的に肯定してくれる優しさ
それを「オナラ」や「嘔吐」や「勃起」で教えてくれるとは
やっぱ下ネタって奥が深いわ…

もはや主人公の妄想だったかどうかなんてどうでも良い
考察すんな
立ち止まんな
前だけ見てろ……と背中を押してくれる無闇な前向きさ

十徳ナイフのようにそっと懐に忍ばせておきたい
そんな頼もしさと愛らしさに満ちた映画でした
2019年11本目
What the fuck lol
ziko

zikoの感想・評価

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人間の機能を超え、人格を超え、性別を超え、個という境界線がぐにゃぐにゃに曲げられた奇怪な世界観は、食べたことのない味だが不思議と吐き出すほどまずい代物ではない。ゆっくりと味わえばそれなりに美味しい作品だろう
Pinkman

Pinkmanの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「美の基準」や「幸せの定義」は人々の間で共有される価値観のひとつ。
“人や人生はこうでなければならない”という考えに多くの人が囚われている。人が持ってるものは自分も持っていないと不安になる。簡単に情報が手に入る時代、早いうちから現実を知ることで一部の若者は生きることに絶望している。

「みんなやってる」という呪いの言葉。その言葉を耳にする度「自分は違う」ことが恥ずかしくなる。

「なぜ?どうして?」子供の口癖。人は記憶がなくなると赤ちゃんの状態に戻る。一人で何も出来ないし、何が危険かもわからない。でもなぜか赤ちゃんは生まれながらにして大人たちに愛される術を知っている。初めは身に付いていたその術も大人になるうちに忘れてしまう。本能よりも理性で行動することで出来ないことが増えていく。

森の中では欲しいものがどんな物も手に入る。でも唯一現実社会と繋がるスマホだけは思うようにいかない。どんなに手を伸ばしてもサラや電波には届かないし、いくら願っても自分のものにはならない。

「母さんが悲しむぞ」「この能無し」親が投げかける言葉が子供を幸せから遠ざける。幸せを感じることに罪悪感を持たせ自尊心を失わせる。親が子供を肯定しなければ子供も自分を認められない。

人間は得体の知れないものを怖がる。だから怪物はいつもひとり。でも子供だけはたとえ宇宙人相手でも怖がらず近づいていく事ができる。もしかしたらその怪物が生涯においてかけがえのない親友になるかもしれない。
夢のような世界を実現した「ジュラシック・パーク」。恐竜と人間が共存する世界を人の手によって作り上げた。でもやっぱり現実向きじゃなかった。夢のテーマパークもいつかは手放すときが来る。

人生の原点にいる子供と人生の終盤にいる老人はその光景を見て笑う。“生と死に近い者”だけが分かる幸せがある。原点回帰こそ人生に迷ったときに助けになる。
最初の海のシーンが好き。
頭が悪いのですぐには理解できなかったが、噛みしめるたびに味が出る感じで良い。
ラストがいまいち納得できなかったな。
ダニエルラドクリフの上手さは言うまでもないが、ポールダノもすごい良かった。
Yumichang

Yumichangの感想・評価

4.5
映像 音楽 全てがアート。
万人ウケはしないけど好きな人は絶対好き。
開始5分で観るか観ないかが決まります。
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