虹をわたっての作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『虹をわたって』に投稿された感想・評価

inodon
3.5

萩原健一の役柄が何者か結局わからなかった。ドライヴテクニックを見せるだけの役だったのか。田波靖男が東宝から持参した都会的カラーと前田陽一が志向する土着的松竹カラーの2つが1つの鍋にぶち込まれた映画。…

>>続きを読む
横浜が舞台の映画の調査で鑑賞。
自分も横浜に住んでいて撮影場所周辺は馴染みがあるので、なんとなく撮影場所がわかるような気がした。
koss
3.7

前田陽一の裏横浜映画は前後二作あり、前期がこの作品で後期が10年後の「家族同盟」。今回の国立映画アーカイブの「横浜と映画」の特集では同日に上映している。前期となるこの作品はストレートな下層と富者の対…

>>続きを読む
K
5.0
海上弁当屋があちこちの船にお弁当を投げ入れることに涙せざるを得ない。

白雪姫の演劇も最高だし、たぶんこの歌劇のスタイルは東京上空に活かされていると思った。
小ホール上映/特集<NFAJコレクション 2025 春 ――横浜と映画>
Kowaii
3.0

松竹的なのでしょうか。舞台が必要以上に庶民的です。いや、庶民よりやや下。それに紛れ込み、共感していく天地真理は金持ちの娘。浮いています。
それでも、庶民とアイドルの組み合わせは微妙ながらも成立してい…

>>続きを読む
加藤
3.8
わたしもジュリーと2人で海へ出たいわ

前田の歌謡映画。ここに登場する、ボロ船に暮らす人たちは「戦後」の象徴だ。戦後を描いた、前田の『男の子守唄』ほど強烈に出しているわけではないが、ボロ船は『軍機はためく下に』のバタ屋部落の人たちを凝縮し…

>>続きを読む

1972年 日本🇯🇵

家出娘がダルマ船に転がり込んだことで起こる騒動を描いた昭和らしい人情コメディ

当時の“新三人娘”のひとり(他二人は南沙織と小柳ルミ子)で国民的アイドルだった天地真理が家出娘…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事