"『青春残酷物語』は『勝手にしやがれ』や『大人は判ってくれない』の本邦公開から三カ月後の公開のせいか、その影響が感じられる。"
(『ヌーヴェル・ヴァーグ 世界の映画を変えた革命』古賀太 p140)
…
この作品が作られた1960年は、
4年後の東京オリンピック開催に向けて、
まさに経済発展しているときであり、
また安保闘争で国と学生が激しく対立している時代でありました。
この作品の主人公、
川津…
「泣きたい時には布団に潜って泣く」
これはいいパンチラインだしリリックにしてる奴は絶対にこれを観ているに違いない。
男がゴミクソ過ぎてびっくりしちゃう!
堕ろせって言うなら出すな!!!(🤫)
お姉…
俺たち、自分を道具や売り物にして生きていく他ないんだ。世の中がそうなってるんだ。俺1人、いくら頑張ったって…。
【感想】
日本ヌーヴェルヴァーグと評される本作、ゴダールらの影響下に存在しているのか…
大島渚監督28歳!のときの衝撃作ってスゴイ!
ゴダールも絶賛したというのがよく分かった。
1960年って『勝手にしやがれ』と同じ年じゃないか‥
ゴダールに引けをとらない名作。
新宿泥棒日記も好きだ…
めちゃくちゃおもしろい
あまりにぶっきらぼうに割られるカットがかっこよすぎ
手術後のシーン、川津祐介の顔に漏れた光が当たってるとこ画面だけでもバキバキなのに後ろの姉と医者の会話とそれへの返答が全文パ…
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