このレビューはネタバレを含みます
ストーリーは農夫から貴族への成り上がり。単純だが飽きさせないストーリー展開。
とにかく驚いたのは映像美である。
自然、邸宅、庭園、城、家具や調度品、絵画、労働者階級の衣服から貴族の衣服まで細部にこだ…
好きですね。
原作はサッカレー、彼の小説は読んだことが無いですが、上流階級批判が多いと聞く通りの作品ですね。ロココのような貴族の豪華絢爛な映像美はキューブリック作品のなかでも2001年と肩を並べる衝…
黒澤明が衝撃を受けた、完璧主義者キューブリックの時代物。当時の生活空間を再現するために、夜は蝋燭の光だけで撮影したという徹底ぶり。
非常に幸運で、とびきり哀れな男の波瀾万丈な人生の全てを描いている…
一度目見た時は少し退屈だった。二度目見た時は美しい映画だけれど少し退屈だと思った。三度目見た時はただただ美しいと思った。四度目見た時はなぜ最初見た時にこの映画の素晴らしさに気がつかなかったのだろうと…
>>続きを読む2025年 7本目.
人の一生にこんな言い方するのもあれだけど、
作品としては見応えでしかない3時間だった。
道を開く能力のある物は時にその道で誤る
因果応報だなと思いつつも、
締めの「美しい者…
主人公レドモンドバリーの成り上がりと転落を描いた作品。難しい内容かと思ったがそうではなかった。シーンのどこを切り取っても絵になる撮影が素晴らしい。まるで絵画のような景色。キューブリック監督のこだわり…
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