アフリカ大陸に最も近い、ヨーロッパはイタリア最南端のランペドゥーサ島。
そこで現在進行形で起こっていることを二つの焦点から捉えているドキュメンタリー作品。
一つ目の焦点はその島で住む一人の少年。
…
ゆったりとした、田舎の島の日常風景と、
苛烈な移民の映像や話が、共存する、まさにこの島の日常なんだなと
イタリアの移民政策や、避難民に対する感情の根本が分からないので、
避難民たちがこの後どうなる…
なぜか定期的に観る(機会がくる)。
たぶん4回目くらいだなぁ。
少年が無邪気に遊ぶ島を囲む海、ここに夜中になるとあり得ない人数の難民を乗せて船がやって来る。
その沈みかけた船内はまさに地獄絵図…
イタリア最南端の島、ランペドゥーサ島
そこに住む少年の日常と必死で辿り着いたアフリカや中東からの難民たちの姿が淡々と映し出される
小さな島のなかで、少年と難民が直接交わることはないが、医師だけは両方…
“こうした人々を救うのはすべての人の務めだ”
ランペドゥーサ島で医師を務める男性の言葉に大いに共感する。
主人公らしき饒舌で頭のきれるがきんちょがいるんだけど、
彼の片目が実は見えていなかったこと…
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