空と風と星の詩人 尹東柱(ユンドンジュ)の生涯に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『空と風と星の詩人 尹東柱(ユンドンジュ)の生涯』に投稿された感想・評価

つき
4.5

日本統治時代に貧困や経済難から逃れるため、朝鮮人は中国東北部へ渡った。従兄弟同士の尹東柱と宋夢奎は満州北間島(プッカンド)の同じ家で共に育った。

同じ時代の京城(ソウル)が舞台の『マルモイ ことば…

>>続きを読む
ひば
4.6

岩波文庫の詩集(原詩も掲載)を持っているのですが、映画化されているとは知らず。だって"死ぬ日まで天を仰ぎ 一点の恥じ入ることもないことを"から始まるこの鮮烈さは忘れられない。一旦映画を止め、詩集を開…

>>続きを読む
本当に、どんな気持ちで詩を読んでたんだろう。
詩集読んでみようかな。

お前は詩を読め、銃は俺が持つ。
文学に逃げろというのか。
私もハングルが読めたら。
印象的な言い回しがたくさんあった。
5.0

久しぶりに見返したためレビュー書き直しました。

韓国では誰でも知っている詩人、尹東柱が日本でどのように暮らし死んでいったのか、この作品を見るまで彼について全く知らないでいました。

植民地時代、朝…

>>続きを読む

강하늘さんの歌う자화상が映像と一緒に頭に残り、この作品を見終わった後も時折思い出す。自分と向き合う多感な時期に、色んな喜怒哀楽に蓋をせざる得ない状況というのは何とも悲しい。ハングルで文字を書きそれを…

>>続きを読む
5.0
茨木のり子のエッセイを読んで尹東柱にたどり着いた。
エッセイで描かれたエピソードと映画のシーンが共鳴していた。
主人公ドンジュの従兄弟役を演じたパクジョンミンは本作で青龍賞を受賞した。
4.2

記録用
2024No128
尹東柱が立教の英文科に在籍していた事を知り、なぜかな?っと思っていた所この映画を知ったので、やっと観た。全て理解できたので良かったが重い。日本の占領下にあった韓国の若者の…

>>続きを読む
5.0
若者がこんな目に遭ってしまうなんて故郷の家族は想像もできない辛い思いをしたと思う。

日本がしてしまった事は許されない事だし、もっと知らなくてはいけない事だと思いました。

27歳で福岡刑務所で獄死した若き詩人。彼は母国の言葉で、自分の詩を書いただけで、それが犯罪であるとされ、日本の国家権力の元で露と消えた。私たちはこの負の歴史を決して忘れてはならない。私たちはこのよう…

>>続きを読む
yaya
4.2

事前に「空と風と星と詩」を読んでいて、心つかまれてフレーズが印象的な部分で使われてて、中でも“今夜も星が風にかすれて泣いている”という言葉がまさか最後のあの場面で……。
改めて見ると、ドンジュもモン…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事