このレビューはネタバレを含みます
老害扱いされてる人の中にもダニエルみたいな人はいっぱいいるだろうし、役所側の融通の効かなさにはイラつくけど、でも例外は作れないってのも理解できるから、やるせなさが残った。個人的にはデイジーが一番可哀…
>>続きを読むともすれば是枝裕和と同じような見方ができてしまうわけだが貧困というよりもシステムが主題として際立っているのでそのどうしようもない厳しさに市民の闘争が刻み込まれていて否応なく感動してしまう。ラストはダ…
>>続きを読む心臓を悪くして働けなくなった大工のダニエル。昔気質の頑固者で手先は器用だが生き方は不器用。ただそれだけなのに、なぜ社会からはみ出されなければならなかったのか。
一方の社会。保障・福祉の制度の網は巡ら…
互酬ですね!!!完全に。アメリカのファイヤーマンの祭りとおんなじ考え方。互酬性に基づいたつながりー!「オットーという名の男」に似ているじぇ!これを観てる時、ES締切が12時までやからハラハラしながら…
>>続きを読む59歳のダニエル(デイヴ・ジョーンズ)は心臓を患い40年間続けた大工の仕事を辞めざるを得なくなります。
医師からも忠告され、収入がないので政府の委託事業者の女のアンケートが杓子定規で、ダニエルの受け…
初老のダニエルが病を得て職を失う、回復しても無理は禁物と言われ職業安定所へ向かうがデジタルシステムの前ではアナログ世代は申込方法すら解らない。
弱者の為のシステムがマニュアルでしか動かず、人間性を失…
© Sixteen Tyne Limited, Why Not Productions, Wild Bunch, Les Films du Fleuve,British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2016