たくさんの人々の出会い、別れ、或いは逃避、自問。それぞれに物語があって、決して多くは語らないけれどでも確かにそこに存在する人々の濃密な時間がそこにあった。人が夜に消えていく、夜の闇から浮かび上がって…
>>続きを読むストーリーはない。ある一晩にある街でそれぞれのカップル(だけでなく親子だったり、一人だったり)、何組出てきたかも数えきれないくらいの、の断片的なショットが次々続く。それは仮にその人物が主役の映画があ…
>>続きを読む 初アケルマン。 観終えた直後は、整理できず、うーむ、だったけど、なんと今回は、アケルマン研究に明るい方の解説付きだったのでした♡
解説を拝聴してからは、すごく安心したのが1つ。鑑賞の仕方、感じ…
アケルマンの撮る〝夜〟のなんと美しいことか…
名カメラマン, カロリーヌ・シャンプティエによる撮影も素晴らしい。
決定的なシーンは(最後以外は)観せずに日常を淡々と写した『ジャンヌ・ディエルマン…
冒頭のオーロール・クレマンのカットがめちゃくちゃ良かったと思いきや、その後はひたすら反復。
ストーリーは無いに等しいが、ロケーションと撮影、編集だけでずっと観ていられる。
クレジットにナタリー・…
これまでみてきた映画の中で一番、夜を感じた。
夜は孤独さと同時に孤独なもの同士の閉じられた静かな親密さを内包していて、美しい。
数々の素晴らしいショットが重なり合い、夜の空気感を作っていた。
た…
再見。
夏の暑い夜、偶に爽やかな風が差し込むという空調が奇しくも再現されていた目黒シネマに喝采を。
これはシチュエーションごと没入できないと楽しめない映画だと思う。日中に見ても「眠い」の一言に尽きて…