たたら侍(2017年製作の映画)

上映日:2017年05月20日

製作国:
  • 日本
  • / 上映時間:120分
    監督
    錦織良成
    脚本
    錦織良成
    キャスト
    青柳翔
    小林直己
    AKIRA
    田畑智子
    石井杏奈
    高橋長英
    甲本雅裕
    宮崎美子
    品川徹
    でんでん
    氏家恵
    橋爪遼
    菅田俊
    音尾琢真
    早乙女太一
    中村嘉葎雄
    佐野史郎
    豊原功補
    山本圭
    笹野高史
    奈良岡朋子
    津川雅彦
    あらすじ
    戦国末期、1000年錆びない鉄を作る幻の村があると噂されていた。出雲の山奥にあるその「たたら村」では、古来より門外不出の高度な鉄作り“たたら吹き”によって出鐵鋼(いづものはがね)と呼ばれる貴重な鋼が作られていた。天下無双の名刀を作り出すその鋼を求め、刀匠ばかりでなく諸国の大名に取り入る商人たちも躍起になっていた。“たたら吹き”を取り仕切る村下(むらげ)の息子、伍介は、一子相伝の技を受け継ぐ宿命だったが、幼い頃に鋼を狙った山賊に村が襲われて以来、強くなって村を守りたいと思うようになっていった。諸国の大名が鉄砲の数を競う中、村に鋼を求めて訪れた商人の惣兵衛から、農民でも侍になれる時代がきたことを知らされた伍介は、「村を出て侍になりたい」と村の掟に背いて旅に出る。しかし、そこには厳しい現実だけが待っていた。

    「たたら侍」に投稿された感想・評価

    戦国の動乱のさなか、守り続けてきた村の伝統 伝承 伝説。
    時代に動かされ、また取り残されていく中で何に生を見出すのか。

    何の為に変化を望むのか。

    今の日本人こそ、その真実を見出してほしい。
    また日本人だからこそ、見えてくる部分もあるはず。
    世界から見た日本としての評価が高いのは皮肉な事ですね。
    2017.06.08 バルト11
    少し展開に無理があるところもあります、心の葛藤が描かれていると、スッと入ってくるだけに残念。流れは好き、美しく、揺さぶられる。惜しい。
    先ず、刀で斬って血が出ないから、リアリティが無い、とか地味だとか、相性がどうとかの書き込みがあったので、そもそもの話から書きたいと思う。
    たたら侍は、黒澤映画のモノマネでは無い。
    モントリオール映画祭での受賞は簡単ではないし、欧米の映画人は、世界のクロサワを研究し尽くしているから、もし黒澤映画のモノマネ映画だったり、映像が美しかったり、セットが良かったりというだけで、賞など与えられるわけが無い。
    きちんとした評が乏しいのは、もしかしたら、映画を観る側も、アメリカ病にかかっているからかもしれない。
    ここに書き込んでいる多くの人は、映画好きの方々だと想像するが、例えばアフリカやアルゼンチン、イランやチリ、ベトナムやベルギーなどなどの国の映画を観た事があるだろうか。
    いや、もう少し身近なドイツやイタリア、フランス、イギリスなどで作られた映画をここ数年で何本観ただろうか。
    ここのレビューを読んでほとんどの人が、邦画以外はアメリカの、しかも大作しか観ていないのでは、という気がしたのである。

    たたら侍の主人公が失敗を繰り返しながら、最後は生きていることに意味を見い出す、
    これだけでとても大きな前進だと思う。
    示唆に富んだ素晴らしい作品だと私は思っていたので、色々なところでの酷い書き込みに疑問が大きくなってしまった。
    世界の映画は多種多様、映画の見方も多種多様。
    アメリカ映画のプロットにどっぷり浸かってしまい、偏った価値観に溺れてしまってはい やしないか。
    日本が、日本人が、世界の常識から逸脱していないか、このたたら侍を観終わった後、自問自答してしまった。
    因みに黒澤映画もまた斬られても血は出ない。
    一度だけ、椿三十郎のラストシーンでのみと言っていい。
    雰囲気で、自分たちの価値観で判断することの怖さと失敗を繰り返しても繰り返しても、時の空気に抗えない民衆の愚かさを描いている映画を
    ちゃんと解る人が少なくなってしまったとすれば危機的状況かもしれない。
    出演俳優の不祥事で、上映中止や、内容カットなどは、正に、この映画を解らない愚民によるものとしかいいようが無い。
    映画は、料金を払って観るもの。
    観客が選択する権利があるはず。
    中止は論外。カットは作品の自殺行為。
    国外で、そんなことしたら製作側が訴えられてしまう。
    気がつかない内に映画はアドレナリンが出るものばかりを観ていて、共感や感動する映画が、面白い映画だと慣らされてしまっている国民には
    問題の本質など解る訳もないか。

    モントリオール映画祭での審査員長のコメント
    は、黒澤映画などの往年の名作と同じような感じだが、新しいアプローチで現代的、と評している。
    わかりやすいストーリーや最後は成功したりハッピーエンドの映画ばかり観てる人ばかりの日本は
    どうなるんだろう。
    世界の映画祭での受賞は伊達ではない。


    この映画は、現代の日本をよく表現していると思う。いや、世界かもしれない。
    静かな作品だから迫力はかける。
    でも悪くない。
    監督と企画の相性って大事だな〜と思いました。

    なんとか公開終了間際に間に合って観ることができました。
    観るつもりではいたけれどまさかこんな形で早くに公開を打ち切られることになるとは思ってもみなかったので焦りました。

    監督は錦織良成、監督自身の出身地でもある島根県を舞台にした映画をいくつも撮っている監督で、もう地元も地元で出身が同じ町の監督なのでやはりそこは無条件に応援したい思いはあります…。
    映像がきれい。実際に広い土地に造ったセットや美術、そして目の前に広がる山々の神秘的な景色は素晴らしいです。
    そして役者の演技も、特にEXILE関係の役者の演技は皆良かったと思います。MAOKI改め小林直己の佇まいの格好良さは他の時代劇でも見てみたいぐらい、凛としてました。

    お話の方は、そうですね、主人公がこんな村で跡を継ぐより織田軍でビッグなるなんて村を出てった割にはびっくりするぐらいあっさり挫折して村へ帰ってくるのに拍子抜けした人もいるだろうけど、
    これは実際に田舎じゃ結構あることで都会に出て行く人は多いけど割とたわいもない事ですぐ挫折して帰ってくる人も結構いて、大抵が威勢よく出てっただけにすごいカッコ悪いことこの上ないんだけどそんな事は一切言わずにこの映画の村人のように皆が優しく迎えるんですよ、何事も無かったようにそこに居場所があるんですよ、それが故郷なんだよという感じがまあこの監督らしくて良かったです。
    その辺りの、中盤くらいまでは地味ではあるんですが結構良かったです。主人公のダメさも。

    ただ、本来監督が伝えたかったというようなテーマと、でも映画としてはせっかくのチャンスに黒澤明っぽい活劇的な時代劇が見せたいという相反するところのズレが後半にいくにつれどんどん大きくなって結果とにかく盛り上がりに欠けまくる作品になってましたね。

    そして物語には今の時代性も組み込まれてましたがそれを描くには錦織監督はちょっとトゲが無さすぎるように思います、もちろん作品によっては逆にそれが良い時もあるんですが。
    基本、子供からお年寄りまで楽しく観れることを前提に映画を作る監督です。
    なので、お金をかけ作り込んだ美術でルックとしては本格的な映像なのに刀で斬られても血だけは決して出ない、この一つとっても監督の資質とこの映画の相性がちょっとあれだったのかなと思いました。
    無理してエンタメにしようとしなければもっと良い作品になってたと思います。
    伝統とものづくり、脈々と継承していくのもまた強さ。
    たたら吹きってあんな手間のかかるものだったのか。

    橋爪遼が劇中で役柄上の父親から「お前はいったい何やってんだ!」ってえらい怒られてたのにはもう笑うしかないですよね…。
    青柳翔さんのイメージがファーストクラスのイメージであったので、オドオドしてる姿とか新鮮で良かった。衣装もデニムでかわいい。ストーリーもすごい分かりやすくて良かった。
    静寂が独特の味が。

    それにしても商人の描かれ方がいやらしかったなぁ
    早乙女太一目当てだけに鑑賞。
    評判が悪かったのでハードル下げて観ましたが…評判通り(^^)

    たんたんと話が続くだけで、特に盛り上がりとかもなく。
    早乙女太一も出番が一瞬やったので、それ以外は暇でした。笑
    最後のATSUSHIの歌の良さと太一が出てるということだけの評価1.5。

    でもツッコミどころが満載なのである意味面白い!!笑
    ほいっさー
    なんやったんやろ、みたいな 笑
    最後、テーマ曲でいい感じにさせられるけど・・・
    気が遠くなりそうなシーンいっぱいあった


    早乙女太一も音尾琢真も出番ちょっとしかないし
    佐野史郎はおまけ扱い
    早乙女太一は絶対あの鎧脱いで戦った方が強いと思う

    笹野さんも津川さんも、もっと嫌~な悪役にしてしまったらいいのに
    微妙な悪役?みたいな。

    一番かっこよかったのは甲本雅裕


    これは1人で観るより誰かと一緒に観た方がいい!!!観た後語って大笑いしたので私にとってすごく思い出の深い作品 笑


    客層:年配&EXILEファン
    動員:40くらい(金曜朝最終日)
    >|