おとなの恋の測り方(2016年製作の映画)

Un homme à la hauteur/Up for Love

上映日:2017年06月17日

製作国:
  • フランス
  • / 上映時間:99分
    監督
    ローラン・ティラール
    脚本
    ローラン・ティラール
    グレゴワール・ヴィニュロン
    キャスト
    ジャン・デュジャルダン
    ヴィルジニー・エフィラ
    セドリック・カーン
    ステファニー・パパニアン
    セザール・ドムボーイ
    エドモンド・フランキ
    ブルーノ・ゴミラ
    カミール・ダムール
    フランソワ・ドミニク・ブラン
    エリック・ベルジェ
    あらすじ
    辣腕弁護士のディアーヌは、女たらしの夫と離婚して3年経つが、新しい恋は未だ見つけられず。仕事のパートナーでもある元夫とはしょっちゅう口論になり、今日もむしゃくしゃする気持ちで帰宅した彼女のもとに、一本の電話が入る。相手の名はアレクサンドル。ディアーヌがレストランに忘れた携帯を拾ったので、渡したいという。彼の知的でユーモラスな口調に気分も一変、ほのかなときめきを覚えたディアーヌは、さっそく翌日彼と会うことに。久々にドレスアップをして、期待に胸を膨らませて待っていた彼女の前に現れたのはしかし、自分よりもずっと身長の低い男性だった。 当てがはずれた彼女は早めに切り上げるつもりが、茶目っ気たっぷりのアレクサンドルの話術にいつのまにか魅了されていく。リッチで知的で才能あふれる建築家の彼は、そんなディアーヌにいままで経験したことのないエキサイティングな体験をプレゼントしたいと申し出て、デートの約束を取り付ける。果たしてこの恋の行方は…?ディアーヌは周囲の目を気にすることなく、自分自身の先入観も克服して、アレクサンドルを受け入れることができるのか?

    「おとなの恋の測り方」に投稿された感想・評価

    mittsko
    -
    【書きかけ】テーマもメッセージも、制作技術もひと通りわかるし、このベタなラブコメの感じは決して嫌いではないのだが… 鑑賞の途中から、ひとつのことが気になって気になって、映画世界からすっかり醒めてしまった

    すなわち、「これ、すげぇホワイトウォッシュ映画じゃない?!」

    とにかく黒人が出てこない、一人たりとて出てこない、唯一の登場シーンは写真のモデルとして静止画だけ、という徹底ぶり! ここまで黒人を画面から排除するというのは、相当な意志がないとできないはず

    アメリカならまだしも、フランスのホワイトウォッシュ映画がどういう意味をもつのか、知識不足でボクには上手く把握できない。しかし、アフロ・フレンチの苦境やイスラーム・テロリズムの問題の大きさを考え合わせると、かなり偏った作風であることは間違いないのではないかな…(・ω・`)

    ハンディキャップがあったりなかったりの、白人の美男美女が、恋したり悲しんだり怒ったり、絶望と愛と人生とを語ったりする姿が画面にあふれつづけるのを観ながら、ボクはなんだか怖くなってきたのでした

    この見方が正当なものかどうか、識者の判断をあおぎたいです
    akiko
    -
    久々にラブコメ❤︎恋の一番の障害はコンプレックスなのかも。役者さんたちはとても魅力的だったけど…絶対おもしろいだろうと期待していただけにすこし消化不良でした。(別れを予感させた翌日に笑顔で会ったり正々堂々と闘うシーンがなかったり秘書の大切なひとこともあっさり出るし…)お母さんの気が動転するシーンやペアルック、そして子どもとのエピソードはとてもよかったです♪
    natsumi
    3.8
    めっちゃ面白いコメディなのに、メッセージ性もあって、いい映画だった。

    聴覚障害も低身長症も同じ障害の1つなのに、パッと見で分かるかわからないかで優劣つけるのは間違ってるよね。でも、周りの目を気にしてしまう気持ちもよく分かる。私でも、街で大きな女性と小さな男性のカップル見たら2度見してしまうと思うもん…。

    外見は人を判断するための大きな要素の一つだけど、見た目だけで全てを決めつけるのは間違ってる。
    周囲の目を気にするより、自分の気持ちに正直に生きたいと思った!
    ぺふ
    3.9
    背が低いんだけど、才能あるし自信満々なアレクサンドル。目を引くブロンドのディアーヌ。弁護士だし頭も問題なし。

    でも他人の視線は気になるし、怒りも覚えるし、一番の理解者である母の態度も絶望的。
    それより何より自分の中にある価値観に抗えないディアーヌ。自分が一番差別的で彼を傷つけているのでは、という恐怖。これが凄くリアリティある。

    アレクサンドルも自分の外見を受け入れ、克服しているのかと思ったら、彼の中でも常にイライラがあるのもリアル。
    息子がニートなんだけど、本当いいやつで救われる。これもアレクサンドルの影響だよね。
    ディアーヌの母の再婚した旦那は聴覚障害あるのに、アレクサンドルのことは理解できず、見た目でわかる障害者と付き合うなんてと言ってしまい、旦那に愛想つかされるのが凄い。人間の業の深さを適確に表してる。

    トラクタの話の時、アレクサンドルが自分が小さい時、いや子供だった時って言いなおすやつ、きちんと字幕にして欲しかったな。彼の性格を表す重要な小ネタだもの。

    リエージュのオペラ座、改築したのかな。もう少し街を見せて欲しかった、
    そして、アレクサンドルはCGだったのね!驚いた!
    Yuki
    3.5
    ディアーヌがとってもキュート
    アレクサンドル魅力的
    何気に、秘書のコラリーも可愛らしい
    わあ
    4.0
    ただのラブコメディかと思いきや、全ての恋人たちに捧げたい、愛の映画だった。

    好きな人と付き合おうと思うとき、親に反対されたり、年収の面で友達に紹介するのが恥ずかしかったり、そう思ってしまった経験は誰しもあると思う。
    しかしそれは、自分のことしか考えていない、エゴであり、恋に落ちた瞬間や、相手の好きなところ、素敵なこと全てがなかったことになってしまう。
    それは最早、恋人ではなくアクセサリーでしかない。

    この映画は、恋愛映画以前に、いかに真っ直ぐ生きれるか、自分を大切にできるかという映画だった。
    自分を愛せないと人も愛せないよね、という映画。

    客席がカップルで満席で、恋人が欲しいと思いました。
    CHEBUNBUN
    4.5
    【逆身長差ラブコメの大傑作!】
    密かにヒット話題になっているフランスの逆身長ラブコメ「おとなの恋の測り方」を観てきたのだが、これが恋愛映画オールタイムベストに入る程素晴らしかった。


    観る前は、なんで身長136cmの役をわざわざ180cm以上のジャン・デュジャルダンにやらせるのか、CG使うの手間じゃないか?と思ったのだが、流石は風刺画大国フランスだけあってこれが逆に面白かった。


    これがアメリカなら、パロディコメディに出るような小人俳優を使いゲラゲラもののラブコメになっていたのだが、長身役者を使うことで、妙にオーラが凄い。と同時にテーマである逆身長差カップルの歪さが良く表現されている。


    主人公の女性ディアーヌ(ヴィルジニー・エフィラ、、、私のタイプです♡)は、低身長男子アレクサンドルとの関係に違和感を覚えるものの、決して10cmヒールを脱ごうとしない。自分の「好き」という感情に嘘はつきたくないのでヒールを履き続ける。しかし、周りの好奇の「目」に耐えきれなくなる。


    単なる逆身長差カップルの話と思ったら、「ジーサンズ」さながら、脚本や演出の芸が細かい大傑作でした。フランス語が分かるとセリフがかなり粋ですよ。

    P.S.
    映画館がどの回も満席クラスの満入御礼状態でした。世間的にも逆身長差ラブコメの需要があるらしい。

    ならば、「ハル×キヨ」とか「Stand Up」、「富士山さんは思春期」みたいな逆身長差or長身女子漫画の実写化イケるのではないだろうか。すでに「ラブコン」は実写化なっているんで。

    今なら180cm超えの熊井友理奈とか、
    中1にして174cmの夏目璃乃とか人材はいるぞ(ただ、男方がいない問題がある、、、)
    久しぶりに観てきた。
    予告編から気になっていて、
    あっという間に約二時間が過ぎていた!

    昔からの先入観というか皆と同じは良くないね。

    自分の気持ちに正直に。
    【2017/7/15】
    記録
    ユーミンの唄だったり、男女は違うけど漫画の「オッス ミリちゃん」を思い出しました。

    楽しく、クスッと笑えます。ただ後半に向かうにつれ笑えなくなりました。付き合うことがゴールじゃなくて、スタートな今作 真面目に考えるほど色々と考えてしまうのですね。

    フランス映画につきものの素敵なやりとりは、見習いたくなります。
    息子との関係も素敵でした。