1940年代ブラジル、精神疾患のある患者へのショック療法、ロボトミー手術や暴力などが日常的に行われていた時代に、患者を人間として尊重し、心の声に耳を傾け、芸術と愛情を通して治療しようと試みた実在の女…
>>続きを読む精神病患者に対してロボトミー手術を始めとした暴力的治療を行っていた時代に
現代の精神科における作業療法の基盤を作った女性のお話
色々考えさせられたな
どこかで聴いた無名の芸人の言葉を思い出した
「…
このレビューはネタバレを含みます
豊かな心を持ちすぎたのかもしれない。
心を病んでしまうのは、そういうことなのかもしれない。
しかし、病んでいる、ということは、心がまだある、ということだ。人の心を大事にできないとはきっと、もう自分の…
はじめは汚れきっていた作業部屋をきれいに掃除して外の光が射しこむと、呼応するようにたくさんの命があふれんばかりの光を放つ。
みんな心の中に扉があって、扉を開けたその先へ行こうとする心の叫びがたくさん…
精神を病んでいる患者に対しショック療法を当たり前に行なっていた時代、患者の為となる心の治療に挑んだ精神科医ニーゼの苦闘を描く。
ロボトミー手術や電気ショック療法は治療ではなく拷問だ、脳の一部を壊して…
ロボトミー手術やショック療法が精神病者に強行される時代に自然療法の在り方を説いた女性・ニーゼの苦闘を描いた作品。
“わたしの武器は筆” 芸術で科学と暴力に塗れた権力に打ち勝つ。描くことで、解放される…
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