ヴィクトリア・マス原作『狂女たちの舞踏会』を読んで面白かったので映画を見る。
19世末のパリは精神分析が流行り、その臨床実験は見せ物となっていた。そこに入れられた霊能者であるウジェニーが強制入院さ…
つらい場面がたくさんあった。
男性陣はほぼクズな集団だった。ミソジニー要素が満載で、医師としては何かが欠け、ズレていた。
彼女は魔女ではない。
特別な能力を持った普通の女性。
それが許されなかっ…
当時の曖昧な診断基準、医学的根拠のない治療方針。平然と行われていた拷問じみた治療を本当に人々がこれで治ると信じていたのかはわからないけど、少なくとも本作の入院患者は珍しいおもちゃくらいしか扱われてい…
>>続きを読む✓治療という名の人体実験
痛ましくて衝撃的。家父長制と女性精神病院での恐ろしい非人間的扱い。ふたりの美人女優の演技が素晴らしく、擦弦楽器の雰囲気と演出もいい。自由の交換という思慮深いラストにジーン…
霊の恐い話かと思ったら、フランスの著しい男尊女卑の社会で起きた聡明な女性たちの苦悩の話だった。
自分の意見を持ち、霊まで見える娘が許せない父親の選択は精神病院。治療は動物以下の扱いと氷風呂のセッカン…
文学的な高尚な作品。
時代背景が中世なのがより、「男尊女卑」の
矛盾を重厚を持って視聴者により訴えかけてくる。そして、特に父の発言力が絶対な力を持っいる時代。中々、深く重い内容の作品。女性の予知能力…
不思議な能力でもっと活躍するのかと思ったらそうでもなかった
結局後ろ盾がものをいうのかとがっかりしたが時代が時代だから仕方ない
このメインビジュアル、主人公は現代風に見えるからちゃんと髪をアップ…
性暴力 性差別 SOGI差別 女性差別
まっとうなことを言いまっとうな行いをする人が人と社会に殺される理不尽
魔女狩りは今もずっと行われている
犠牲の名のもとに美談にはしないでほしい
加害をなくさな…