修羅之介斬魔剣 死鎌紋の男の作品情報・感想・評価

修羅之介斬魔剣 死鎌紋の男1990年製作の映画)

Sword for Truth

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4.0

「修羅之介斬魔剣 死鎌紋の男」に投稿された感想・評価

mitakosama

mitakosamaの感想・評価

3.4
出崎統演出×杉野昭夫作画の真骨頂!
三段ヌキ・ハーモニー・透過光などのキレッキレの出崎演出と、艶のある杉野キャラの相性バッチシですわ。

原作は鳴海丈の小説。THE八犬伝や妖刀伝など80〜90年代のOVA時代劇の系譜ですな。
そして今作の榊修羅之介はまんま眠狂四郎オマージュですな。
着流しに流し目。雷蔵も美しかったが、こういう空想的な嘆美キャラの表現ではアニメのアドバンテージの大きさを実感する。

巨大な白虎を囮に南倉藩から姫を略奪した忍者集団の世鬼一族。姫奪還のため雇われた修羅之介の戦い。
銀龍剣なるお宝が世鬼一族の狙い。不死身の大男や蜘蛛男、河童男、妖術使い等の面白忍者軍団の襲撃を退け、くノ一軍団も入り乱れ大乱闘。

さらに女スリとヤッちゃったり、アヘンに酔うレズビアン描写とか濡れ場も満載。あんまり本編と関係ないんだけどね。
しかも助けに行ったお姫様が唐突に「恋とは何ですか?」と問答を仕掛けてくる。濡れ場フラグを自ら立てるお姫様だ。

とりあえず姫を取り返し藩の裏切りも回避したが、不死身男や体術使いの男らに関しては回収されず。銀龍剣が何だったのかも判らないまま終わる。
やっぱり50分尺は短いな。普通に2時間位の映画で前フリもちゃんと完結させたら獣兵衛忍風帖のような傑作になり得ただけに残念。
ハンス

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5.0
最高だった。まんま眠狂四郎。男も女も関係なく首が飛ぶ。これで終わりとか続きが気になりすぎる。
lag

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3.6
人が死んだようだな。江戸の世は物騒ですから。どけ畜生。休む間も無く容赦なく真っ二つ首チョンパ串刺しぶった斬り。忍びの刺客。くノ一もいる。刺繍と阿片。女体と濡れ場。親玉だけは簡単には死なない。清廉潔白な姫君を助ける。修羅之介。

海外受けも抜群そうなエログロニンジャサムライソード。出崎統の超絶キラッキラした演出。そしてまさかの打ち切り。
アノ

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4.5
OVAなのにあるってことは新文芸坐とかでかかったんだろうか。
まず、冒頭の虎殺しの緊迫感がスゴすぎ。
「どけ、畜生」は井上和彦ベストアクトでしょ。
これ打ち切りで1巻しか作られなかったのもったいなさすぎる…。

修羅之介の腕を試すために挑んだら見事に惨殺された雑魚忍者たちを、上司の侍が「忠義者達であった」と評すとこで泣いた。
出崎の視点はどこまでも優しい。
まこー

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5.0
超絶大傑作。時間のコントロールが凄すぎる。タランティーノが絶対好きなやつ。てか眠狂四郎。
青二歳

青二歳の感想・評価

4.3
鳴海丈アダルト時代劇小説をアニメ化。笑う。映画ファンなじみの"着流しの剣士"がアニメに!えらいお耽美な殺陣を披露。しかもニヒル。
…もう雷さまの影がチラッチラッとね。そして本編がエログロときたら、これはもう眠狂四郎シリーズのむせ返るような芳香がよぎりますねぇ。致し方ない。
だって、着流し・剣士・ニヒル、これだけでも十分なのに、そのほかにも、無縁仏供養寺の庵に寄宿、怪しげな女摺り(彫り物あり)、早々に女と塗れ場、なんか刀で女の着物をはぐ…ともう既視感バシバシ。さらに敵陣営の方では阿片中毒、百合の濡れ場、ちょっとキリシタン臭のする何か(本編にまるで関係ないのにワンカット挿入)、いかがわしい忍者たち、敵の本丸はオカルト…お前絶対眠狂四郎シリーズのファンだろ!っていう。

原作者の鳴海丈がそもそも“眠狂四郎”のファンだそうです…このアニメ化すごい嬉しかっただろうなぁ…
本編はまぁそんな感じです。正直あらすじとかどうでもいいです。キラキラと眉目秀麗な眠狂四郎(の亜流)がアニメーションで動いてるだけでもう楽しくて楽しくてそれどころじゃない。
雷蔵じゃ絶対出来なかった“褌一丁での殺陣”という美しいけれど笑える殺陣が観れて余は大満足でおじゃるよ( ⁼̴̶̤̀ ᵕ ⁼̴̶̤́ )