弱視のカメラマンと映画の視覚障害者向け音声ガイドを作る女性。
映画とは。余白で感じること。助けたい気持ち。押し付けがましさ。絶望。光を失った眼。その眼で見つける光。心臓を失った人。近づくということ…
河瀬直美監督作品。
舞台挨拶つきの上映にすべりこみ。
あらすじやカンヌのニュースからターゲットというか分かりやすさというか受けやすさみたいなものを疑いながら観てしまってすみませんでした。
凄かっ…
カンヌおばさん・河瀬直美節炸裂やったけど「あん」に続いてこれも観やすい。めちゃくちゃ深いこと言うてるし、それを映像でも表現してんねやろなって思ったけど詳しくは分からん。とにかく光まみれの映像と不意に…
>>続きを読む光を失った眼が見えているものと光を得た眼が失ったもの。
繊細で尊くて、あまり私の文章で汚したくない。そんな気分。
私たちが眼で見ているものが全てではない。
視覚障害者の方達の語る思いは、私たち見え…
相変わらず生きている意味を問てくる力強い作品で、毎度テーマにあがる五感。それぞれが意味を成し形づいている。目が見えなくても見える、耳が聞こえなくても聞こえる。想像という観点が人間の生きる希望を作り出…
>>続きを読む目を閉じて観ると眠くなるけど、目を閉じないと観れない映画でした。
細かくは言いませんが歩道橋はどのシーンも好きでした。
映画をナレーションで観せるって恐ろしく難しいね。
彼らは目で観てる自分よりも…
視覚障害者が映画を「見る」ために言葉を尽くす音声ガイドという仕事に光を当てたことがまず秀逸。ただ、言葉による説明の多さと被写体深度の深さにはテーマに対する誠実さを感じつつ、その正しさになんだか息苦し…
>>続きを読むエモい。。。少ない言葉、やりすぎなアップ、手持ちカメラの不安定さ(ちょっと酔う)、印象的な自然と光、ぐいぐいきてたまらない。
どうしようもできない辛すぎる事に向き合うっていうところは数日前に見たマン…
河瀬直美監督作品は『嘘が見えてはいけない』タイプの映画だと思うのだけど、今回かなり嘘が見えてしまう場面があり(特に永瀬正敏さんのカメラマン仲間達の言動にはかなり作り手の都合が透けて見える)、それが…
設定が面白い
だけれどもなんども登場する劇中劇がよく分からないアートシネマなのと主人公がたびたび独り言を口に出しているのがわざとらしくみえた
最後の上映会のシーンの感動は、完全に希林さんの声の強…
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