10代20代に期待膨らませすぎてその反動が30代にやってきて、毎朝起きるたびにおれはこのままで良いのか?て自問自答するサラリーマンを石橋蓮司が演じるのだが、その悲痛なまでの叫びがリーマンであるものに…
>>続きを読む10年ぶりくらいに観た。この時代の"鬱"って言葉は現代とかなり違うニュアンスなんだろうが荒唐無稽な笑話の裏に普遍的な無常/虚無感が滲むこういう"馬鹿映画"大好きやね。
>>続きを読むぶっ飛んだ話のようだけれど、ハッキリ非日常を描かなくてはいけない作品とあってむしろゲリラのエピソードは綺麗にハマっていた。
日常と非日常の往復をこれだけ上手いことやってる寓話的映画もない。
2022…
熊井さんは会社の出張で車内販売ミニ緑茶を飲みながら田舎電車に揺られていると途中で電車が運休になってしまったためサボって温泉宿で泊まる。そして帰りの林道でアウトドアグループと出会ったのでキャンプに同行…
>>続きを読むこれぞ大人のための寓話(監督的に見れば大人向け『日本昔ばなし』)。出張のため訪れた見知らぬ土地でテロリストに誘拐された主人公の中年サラリーマンを通して、非現実の世界に連れ込まれても常に自分は会社員だ…
>>続きを読む出張中にゲリラに誘拐され、1000万の借金を背負うことになった一人の中年男性の悲喜交交。石橋蓮司が画面に出ずっぱりなのも珍しいなと思いながら鑑賞。原田芳雄目当てだったけど石橋蓮司メインの序盤と終盤が…
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