僕らはみんな生きているの作品情報・感想・評価

「僕らはみんな生きている」に投稿された感想・評価

Elena

Elenaの感想・評価

4.0
バブル後の日本が鮮明に描かれていて、なおそれを皮肉っているコメディ
1993年2月25日、一ツ橋ホールでの試写会で鑑賞。

「爆笑映画を観た!」というのが、鑑賞直後の感想。

この映画を観ている間じゅう、笑いが絶えない、そういう映画。

別にこの映画のために作られた曲ではないが、さだまさしの曲「関白宣言」の場面も、なかなか良かった。
割を食うのはいつも現場ですよ。偉い人にはそれがわからんのです。
白石尊

白石尊の感想・評価

4.0
くたくたに疲れた出張帰りの機内で、ひっさしぶりにこの映画を観た。
バブル期の日本映画独特の滑稽な欺瞞に溢れてはいるのだけれど、無性に胸に迫るものがあった。
曲がりなりにも“日本のサラリーマン”を10年続けてきて、彼らの悲哀としぶとさが身に染みる。

真田広之、山崎努、岸部一徳、嶋田久作という存在感たっぷりの4人の演者が、海外赴任のサラリーマンのある種の軽薄さと狡猾さと哀愁を体現している。
4人が織りなす文字通りの“サバイバル”である処世術の右往左往の様が時に笑えて、時に笑えない。


発展途上国の内戦に巻き込まれた主人公たちが、カタコトの現地語で繰り返し叫ぶ。

「私たちは、日本のサラリーマンです!」

それは、はじめは銃撃戦をすり抜けるための「逃げ口上」であった。
それがストーリー展開に伴い、自分と日本の企業文化に対する「怒り」となり、終いには「誇り」として、解放感とともに高らかに宣言される。


この映画は、荒唐無稽なコメディのように見えるけれど、今の時代でも星の数ほどの“日本のサラリーマン”が、世界のあちこちで汗を流し続けていることだろう。
きっと彼らは、あらゆる感情を込めて、「私たちは、日本のサラリーマンです!」と叫び続けている。
kanegon

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3.8
日本にとっては非日常な世界の中でのジャパニーズサラリーマンの悲哀が面白おかしい。
m

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2.8
日本人のぬぐいきれない社畜精神の根底を見せられましたよ、はぁーあ
じゅぺ

じゅぺの感想・評価

3.7
東南アジアの駐在サラリーマンが紛争地帯のジャングルでサバイバル!バブルで浮かれていた日本人の強烈な自戒になっている。会社に全てを捧げ、肩書きでしか生きられない男たちが、それでも「僕らはみんな生きている!」と叫ぶ。当時盛んだった海外ODA批判も

結局、彼らも自分の国を「会社」でしか語れない。ソニー、三菱、松下電器、キッコーマン…中国に覇権を奪われつつある今となっては少し虚しく響く。人生のほとんどの時間を費やし、退職したら関係なくなってしまうような「仕事」で自分を、自分の国を表すしかない

ある意味、そこには戦争で負けた過去が大きく関わってくるんだろうけど。バブルが終わった後の空虚感みたいなものを、この映画は背負ってるんじゃないか
す

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4.0
社畜に泣かされるとは思わなかった けど悲しい 撮り方かっこいいぞ……
Mouki

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記録

懐かしい。
原作の現地の女の子が登場しなかったのが悔しい。
Pigspearls

Pigspearlsの感想・評価

4.9
日本のサラリーマンの哀愁と愛しさとせつなさと心の弱さと。

時代は変わっても、社畜な自分が観ると本質的にはこのジャパニーズサラリーマン精神はそんなに変わってないように思える。

ただただ、どうしようもない状況に置かれた彼らに対する監督の愛のある目線がとても好き。配役全員すばらしくて、大好きになってしまった。
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