僕らはみんな生きているの作品情報・感想・評価

「僕らはみんな生きている」に投稿された感想・評価

建設関係のサラリーマンが、海外出張先でクーデターに巻き込まれる。主人公高橋(真田広之氏)は、ライバル会社社員等と共に日本に帰国するため、銃弾や地雷、ヘビやマラリアと格闘しながら空港まで逃げ惑うストーリー。反発しながらも徐々に距離を縮め、互いに協力するうちにある共通の想いが彼ら自らを救うことになる。一歩踏み外せば地雷の、数センチの差で銃弾の餌食となる環境に突然放り出された4人。悲しいサラリーマンの性、染み付いた日本人の平和ボケが仇となって牙を剥く!彼らは思ったに違いない、二度と日本には帰れないと。序盤は彼らが恐怖に立ち向かうために奮い立たせる心力、中盤の恐怖に溺れ半ば死を覚悟、終盤はというと開き直って好き放題。段階的に4人の胸中が変化していく様が手に取るようにわかる。僕らはみんな生きている。それだけ。それだけでいいんだと叫んでいるようだ。人はなぜ生きるのかー。それは死なないために生きていることに他ならない。それが本能。
空港までは辿り着く。しかし彼らがとった行動とは。。。
戦争自体の恐ろしさを伝える作品は多いが、死そのものの恐怖を伝える作品は稀。そんな世界にどっぷり浸りたい方、死神が囁くこの一本をどうぞです。
am

amの感想・評価

3.9
もっと知名度高くてもよくない?
と思えるくらいには面白いし見応えがあった。

東南アジアの仮想国タルキスタンに滞在する日本人サラリーマンが、突如勃発したクーデターで戦場と化した街から命からがら逃げ伸びるドタバタ劇。

クソ暑いジャングルの中をスーツで彷徨う男4人、という絵面だけで既に面白いし、そのメンツが真田広之、山崎努、岸部一徳、嶋田久作という豪華ぶり。

いかにも日本のサラリーマンらしい言動の滑稽さや情けなさでさんざん笑わせてくれるけど、最後の最後には日本の先端技術とビジネスで立ち向かうという熱い展開にはグッときた。
ブチ切れた真田広之がサラリーマンの悲哀と矜恃を炸裂させる長台詞が良い。
「メイドインジャパンだぞ!!!」
405

405の感想・評価

3.3
劇中での曲、南こうせつの「妹」の使われ方が物凄く良いというので、それを観るためだけに観た映画。確かに上手い。今まで生きていた日常がなんと遠くに行ってしまったのか、そこに戻ることは考えてもいいのだろうかという思いが数秒のこのシーンで見事に表している。ちなみに原作の漫画もあり、泥臭くて面白いです。
いや〜最高っした。

山崎努と岸部一徳がとにかく面白すぎる。

真田広之もまじエモい。

車で夜の海に突っ込んで手帳にセフレのエロい絵を丁寧に描き込み、やりてぇと呟く。

どんなけ溜まってんだ。というかどういう発想してたらこんな描写思いつくのよ。天才かよ笑

他にも好きなシーンのオンパレードでした。ベスト級に好きな日本映画がまた増えた!良き!

ペクリアポーピリケバルシィユペーン!!
面白かった。出張先の国でクーデターが起こってしまい、それに巻き込まれて行くリーマン達の話。国王がローソクの火を吹き消す→背後で爆発が起こるとか最高過ぎたし、ゲリラと政府軍の戦闘シーンがかなり凝って作られていたのも良い。真田広之の最後の説得は当時の日本人を皮肉っていて良かった。こういう攻めたアイディアの映画はやっぱり観てて面白いし、これからもっと増えて行ってほしい。
めっちゃいい映画。俺が好きな90-2000年代初期の邦画感満載。
草加せんべいの偉大さを痛感。なるほどせんべいはまず舐めるのか。あのシーンがハイライト。サラリーマンと戦場という組合せが期待通りシュールな笑いを誘う。真面目に姑息にサバイバルするオジさんたちの汗、何故か輝いています。どこにいても変わらぬサラリーマンの生態、日本人の性、バブル時代の色が濃い映画。
バブルの徒花のような映画。東南アジアの某国に渡った日本のビジネスマンが、クーデター騒ぎに巻き込まれ右往左往するコメディ。

邦画には珍しいきわどいテーマ。バブル期だからこそ、こういう難しい題材を茶化すような映画を潤沢な予算で撮れた面もあるだろうし、逆に当時の軽薄な空気感みたいなものも出ちゃっている。

日本は当時バブルの真っ最中。恋人の早見優とエレベーターでいちゃいちゃしていたゼネコンの設計技師(真田広之)は、1週間の出張予定でタルキスタン(架空の国)に降りたつ。

政情不安定な同国では、賄賂や過剰接待が横行しており、真田は支社長(山崎努)や、競合ゼネコン社員(岸部一徳、嶋田久作)に揉まれながらも、なんとかプレゼンを終了するが、しかしそのときクーデターが勃発し...。

ラストの真田広之の長広舌(ゲリラ相手に「メイドインジャパン」と連呼する)に、当時の日本人の勘違いぶりがよく表現されている。
徐々にエンジンをかけてく感じとか伊丹十三っぽさがある。山崎努も出てるし。

しかし、三菱、キッコーマン、ソニーと日本の社名を誇らしげに叫ぶシーンは、今みると何とも虚しく響くな・・
ryusan

ryusanの感想・評価

1.5
革命に巻き込まれた海外駐在員の命がけの逃亡劇。って言うとものすごく面白い話にも出来るはずなんだけど、何だかね〜、残念な感じ。
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