東京エロス千夜一夜の作品情報・感想・評価

東京エロス千夜一夜1979年製作の映画)

製作国:

上映時間:84分

4.0

「東京エロス千夜一夜」に投稿された感想・評価

禁欲的な日常生活を強いられている予備校生(安達清康)が、ふとした瞬間に入り込んだ別次元の世界にて、父の後妻(志麻いづみ)や片思いの少女(芽樹あやこ)との性愛行為を実現させていく。うだつのあがらない予備校生の逃避行をエロスたっぷりの幻想譚として描いている、コメディ路線のロマンポルノ。

主人公の名前は進藤発人(シンドバッド)、父(小松方正)の名前は荒木甚五郎(略してアラジン)。現実世界の人物たちが、幻想世界にも別人となって登場するというのが、コメディ要素を牽引している。モチーフは現在の「企画ものAV」と大同小異だが、男優・女優ともにオールスター出演であり、日活スタジオの技術をふんだんに用いているため、映画的な面白さに充実している。

クライマックスにおける、アマゾネス軍団の登場から去勢の流れは、モンド映画のパロティ。とりわけ、女王役の渡辺とく子が堂に入ったものであり、ハガード著「洞窟の女王」に登場する女王アッシャの日本版としてもイケそうな気がする。(ちょっと歳が行き過ぎているかも)

全編を疾走する、ハモンドオルガンのアシッド音楽が超絶カッコいい!