昨年は「家族に入りこむ異物ー家族の崩壊から再生」というものを描いた映画が2作(「淵に立つ」「クリーピー」)登場したけど、今年の邦画界のトレンドは「SF×家族」だろうか。その「サバイバルファミリー」や…
>>続きを読む黒沢清、相変わらず細かいところはガバガバだし(多分重要なのは辻褄が合うかどうかじゃないからなのだが)、なんなんこれ?と思いながら観るけどずっとおもしろい すごいよ〜
また終盤で車移動→デカ倉庫→ガン…
特撮は終盤までほとんど必要最小限にしか使われてないんだが、それでいてちゃんとSFになっているのが良い。物語のテイストも、『ウルトラQ』というか、『ウルトラマン』の出てこない初期ウルトラシリーズという…
>>続きを読む公開当時見てよく分からなかったので再鑑賞。改めて見ると画面上の細かい演出が本当に巧い。侵略者とガイドの関係が心地よくなってる鳴海、概念が空っぽの生物に愛情が生まれる。概念が空っぽってことはなんでも受…
>>続きを読む空虚な内面を抱えて立ち尽くし、あるいは町を彷徨う侵略者というのは実に黒沢的な題材だ。冒頭、長谷川博己が車両の反対側に回り込んだ高杉真宙を追って移動すると、高杉は全身に薄暗い影を重ねながらこちらを向…
>>続きを読むタイトルを見てほのぼの異星人ものかと思ったら普通に地球侵略に来てた。
元々いた人間の精神に入り込み、周りの人間と接触して「概念」を奪っていく。
相手の仕事の概念を奪えば仕事についてわからなくなり、家…
(C)2017『散歩する侵略者』製作委員会