サマーフィーリングの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 2ページ目

素材

記録

純度100%の喪失と再生の物語。そこに余計な設定は何もいらないし必要もない。喪失を無理に埋めようとしなくてもいい、ただ“1人じゃないよ”とそっと背中を押してくれるミカエル・アースらしい目線。

絵がキレイ。
恋人が亡くなった男性を軸に、
月日をかけて、日々を取り戻す話。

音楽か、映像か、俳優さんの表情か何にかなぜだか分からないが、心が揺さぶられた。

ライブのシーンで流れた「Chamber Of Reflection」という曲がすごく好きなので流れてテンション上がった。

ベルリン、パリ、ニューヨーク。

3都市の映像の綺麗さが前を向いて生きようとする人を優しく包み込む。そんな感じ。

ベルリン、パリ、ニューヨークのキレイなところ(人的な意味でも)だけを抽出して出来た様な映画だけど、これでいいのです。また観ます

大切な命の死は辛く、乗り越えるのも容易くはない。悲しみはずっと続くが乗り越える事はできる。それには他者との繋がりが必要だと思った。

ベルリンにパリにニューヨークに。
最後まで読めない展開。