原作とストーリーは全く違うが、原作と同じメッセージを伝えるという最高のリスペクトを持った映画。そして原作と違い希望も見せてくれる。
この殺人の真相が何かはわからないけど、最後のやつが最もらしかっ…
洋画邦画を問わず、事あるごとに「羅生門」がキーワードとして出てくるので、そろそろ観ておかないと…ということでやっと観ました。1950年の超クラシック。のっぺりとしたグレイトーンのモノクロではなくて、…
>>続きを読む山の中のちゃんばらは迫真で、笑っちゃうのも忘れたくらいだ。
面白かった。
三船さん、かっこよすぎる。あまり注目しすぎて物語が入ってこないくらいかっこいい。
すごくシンプルで、お役人の前で話す時のあの…
雨に打たれ朽ち果てた羅生門の姿にまず心を打たれる。ダイナミックな演出と画面の構図がとにかく美しく、最後まで魅入ってしまった。
羅生門で雨宿りをする杣売りと坊さんの前に一人の下人が現れる。「何もかも全…
土砂降りの羅生門の下で杣売りと旅法師が暇を持て余した下人に語る、ある殺人の顛末。物語の導入として、このシチュエーションがなんともワクワクする。
検非違使の前で証言する杣売りと旅法師。そして当事者で…
「羅生門」1950,日本,大映
監督:黒澤明
原作:芥川龍之介「藪の中」
主演:三船敏郎、森雅之、京マチ子、志村喬
第12回ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞
第24回アカデミー賞名誉賞
・証言の食い…
諸外国では高評価のようですね。
初めてしっかり観ました。
志村喬が始めも終わりも「どうもわかんねぇ」と言っていますが、この人、一部始終を見ていたんでしょ。
三船敏郎、女、殺された夫の3者の主張が食い…
藪の中で起きたひとつの殺人。
殺された男とその妻、盗人の多襄丸。
検非違使に対し異なる証言を行う三者。
そして、一連の事件を目撃していた木こりが真実を明かした時、人間のエゴを目の当たりにする…。
…
羅生門のセットが素晴らし過ぎてそれだけでも一見の価値がある、
「藪の中」と言う短編を映画化したらしいのだが短編を90分に引き延ばした印象、とにかくシーンが長く「間の美学」と言うよりバランスを崩しか…
©KADOKAWA1950