明るく静かに澄んで、懐かしい文体。
少しは甘えているようでありながら、厳しく、深いものを讃えているような文体。
夢のように美しいが、現実のように確かな文体。
原民喜が憧れるもの。
「砂漠の花」より
…
羊(フェルト)でできたハンマーで鋼を叩くと広がる森の景色。ピアノ。
温度と湿度によって変化するためこまめな手入れ(調律)が必要となる。
整調、整音、調律
440Hzのおんさと共鳴する基準音49…
音と映像がひたすら綺麗でよかった。
北海道の大自然とピアノの音が融合してなんとも言えない世界観。これは映画館で楽しむべき。
でもね、この静かな映画もうちょい短くできなかったかな。133分はアクシ…
山崎賢人君の役が調律師を目指すことになり、調律とは?!に、上白石萌音と萌歌の姉妹達が演じる姉妹に求める音に翻弄されながらも、ただ音を合わせるだけでもない、弾く人の気持ちをヒアリングしながらときに大き…
>>続きを読む萌音ちゃん萌歌ちゃんがリアル姉妹だから
姉妹設定を違和感なく見ることが出来る
2人を同じ画面の中で見れるなんて幸せ
原作を読んだことがあるから
このシーンはあの文章だって追っていくのが楽しかった!時…
静かで暖かい映画です。原作の小説の雰囲気がかなりそのまま映像化されていて原作ファンの自分にとっても満足できる仕上がりだった。欲を言えば主人公の外村が和音のピアノの方が好きだと言う部分を強調してくれた…
>>続きを読む調律に失敗してピアノをダメにしてしまった主人公のシーン、見ているこちら側もやらかしたような気持ちになって動画をストップしてしまった。けれどそれをバネとして伸びようとして「きっとここから始まるんですよ…
>>続きを読む穏やかで優しく良い映画だった。
上白石リアル姉妹が姉妹役だったことを今知って驚いた。すごくはまっていたので、逆にどこまでが演技なのかなって興味深いな。
映画は良かったし森の樹々や雪の多い街の映像も…
音は 木漏れ日のように
強弱は 風のように
景色の映像が音楽というイメージと
うまく重ねられていて美しかった
台詞と台詞の“間“も素晴らしい
山崎賢人さんはアクションの方に
目がいってしまっていた…
原作未読。穏やかでぬくもりを感じられる映画。調律師役の山崎賢人と鈴木亮平は似合っていたし、上白石姉妹の共演もアツい。苦悩する若者たちを自然と応援したくなる。ラストの結婚式シーン、光が差し込む温かな雰…
>>続きを読む(C)2018「羊と鋼の森」製作委員会