地獄愛のネタバレレビュー・内容・結末

「地獄愛」に投稿されたネタバレ・内容・結末

冒頭も冒頭、下を向いて死体を洗っていたグロリアがはっとカメラを見つめる、その真っ暗な瞳にガシッッッと心を掴まれる。

全編通してグロリア役のロラ・ドゥエニャスの瞳がとても印象的。
特にミシェルに抱かれてる時の瞳と表情がとにかく最高。

ミシェルのために金を取りに家まで猛ダッシュする姿や、娘を友人に預けにいく時のキマっちゃってる顔に年取ってから悪い男にハマった女の愚かさ見苦しさたまんね〜〜〜〜〜〜と思うと同時に、純粋にめっちゃいい女だな〜〜〜〜〜〜とも思ってしまう。

ミシェルに対して母親のような顔をしたかと思えば、教会を出たいと駄々をこねる全力地団駄や、一緒に観た映画の真似でなだめられる姿なんて子供そのもので、純粋さと狂気は紙一重なのだなとつくづく感じさせられる。

ミシェルも子供時代に母親から性的虐待を受けてたとか、頭の怪我とか、歪みの原因がしっかりあってより肉付けされたいいキャラクターになってた。

ミシェルとグロリア、2人の歪んだ凹凸ががっちり噛み合ってしまったのはもはやロマンチックな運命と言えるかもだけど、結局歪みは歪み、ハッピーエンドには辿り着けぬという、、、。

映画館に警官が踏み込んできた時の、ミシェルの狼狽ぶりとは対照的なグロリアの落ち着き払った真っ暗な顔が最高。
最高のカップルだった。
瞳がキラキラ輝いたり、人相が変わるほどに嫉妬剥き出しになったり、グロリアの表情の変化が凄い。ミシェルもその瞬間瞬間では嘘じゃなく愛だったのだろう。そんな顔をしてたし、一方的だったとは思えないくらいに幸せを見せられてた。少なくともその瞬間は。ただその場だけを繰り返して、すぐ目の前に惑わされて、グロリアを傷つける。そしてグロリアは自分の抑えきれない感情にきっと自覚的なのだと思う。そして裏切るミシェルを責めながら、疑う自分をその都度責めながら、ミシェルを愛し信じ続けていたのだと感じた。嘘と言い訳を繰り返して、上手く騙そうとしているばかりのミシェルも、そのやりかたしか知らないような、どこか哀しいようにも思った。
序盤の二人の描き方がとても印象的。自分の考えばかりをひたすら喋り続けて得意になっているミシェルはげんなりするし、ミシェルを助けるために現金を部屋に取りに行く時のグロリアの階段猛ダッシュ、息切れしてるのをバレないように呼吸をととのえてから何でもないような振りをして顔を出すとこ、ここでもうグロリアに肩入れしまくりだった。ミュージカルのようになる場面も、価値観がより一層世間から離れていくのが感覚的にわかるみたいでとてもよかった。
解体ボカシは何故…
学習能力ゼロなおじちゃんが、結婚詐欺のターゲットをストーカー的なおばちゃんに次々殺されてしまい、全然仕事にならないじゃん!なお話。

子供たちがひたすら気の毒。
シングルマザーのグロリアはサイトで知り合ったミシェルに心を奪われる。
彼が女性の性的欲求を満たして生計を立てる結婚詐欺師だと判明した後は、二人で詐欺を繰り返すようになる―

子供にしてみたら周りにこんな大人しかいない世界は地獄でしかない。

実際のカップルの事件を元にしてるからか、4つに分かれた章のうち2と3は繰り返しだし、ミシェルがソランジュ親子に出会って詐欺をやめようとする件やラストにグロリアが娘に電話して涙したりと、中途半端にカップルの二人がいい人間であろうとする展開の温さがとにかく気にくわない。

こういう只のサイコパスに愛という言葉を軽々しく使ってほしくはない。

映画として良かったのは、グロリアが突然歌い出したあとにノコギリを取り出した瞬間と、ソランジュを外の小屋に閉じ込めて娘を標的に絞って振り返ったグロリアの顔、この二つだけがギアが上がり思わず悪寒を感じたシーン。

それ以外のセックス中の赤い照明とか、殺人のあとに笑い合ってセックスするシーンや、全裸のキャンプファイアーなどはわざとらしさが先行して、それらにアートは感じなかった。

胸糞気分は充分味わえたが、結局この映画で何を伝えたかったのだろう?
途中一箇所だけ挿入された歌のシーンの意図が知りたい
マーサとフェルナンデスの殺人カップルを基にしている割に、性格や背景が結構変わっていたのでちょっと違う印象になってる
ノンフィクションじゃないからほんなもんかな〜って感じだけど、共犯者というよりグロリアが勝手にヒスって暴走してたり、ミシェルがいつまでも踏み切らなかったりであんまりのめり込むような狂気性は感じられない
グロリアのガン見開かれた目が怖いね
女性がジタバタして足をバタバタするところ、なんか印象に残る
女の死体を食卓テーブルの上でバラバラにするのシュール
主題は恋愛、台詞もわりと情熱的 なのにロマンチックな雰囲気にならない不思議
そんなことして血を川に流した帰りに映画館で映画見て笑ったりする
グロくもないのに性行為シーンが多いからなのか、なんか…見てて疲れてくる
結婚詐欺みたいにしてこうって話で、男がターゲットの女性とセックスするとどうしても女がわって入って殺してしまう 男も懲りない
そういえば女性の娘は最初のほうで放ったらかしだ…それでいきなり寂しいとか滅茶苦茶だ…
明らかに手に負えない狂人の女性なのになぜミシェルは言うこと聞くんだろう 愛してるのかな グロリアもミシェル何回も嘘ついて女性とセックスしてるのになんで殺したり別れたりはしないんだろう…
でも普通の時に見ると本当に普通の女性で、それと発狂時の差がすごい
どこまでイカレるのか?というのが気になって見てしまう
ってこれ実話に基づいてるんですか それを考えると更に暗澹たる気持ちに
最後はえっここで終わり?結局捕まったの?みたいな
形容しがたいいい意味で変な映画
キーポイントっぽい歌でなんとなく雰囲気を感じよう
原題のハレルヤは皮肉で良いなと思う


追記
ミシェルは嫉妬してくるグロリアに喜びを感じてたんですね 理由がわかって納得 それは良い
未だ『変態村』を観れていないので近々、観ようと思った。

本作を観ていて萎えるのがモザイクが邪魔。リアリティを求めた結果なのだろうが逆に半減している。
また結末は完全に消化不良。

しかし実在した連続殺人鬼夫婦が元ネタとは驚き。
話は淡々と進んでいてそれだけではつまらない映画で終わっていたかもしれない

でも静かにラブソングを歌いながら突然死体を切断し始めたり映画館で笑い続けたり炎と激しいBGMをバックにしたセックスシーンなどの明らかに異質な場面が2人の気持ち悪さ気味の悪さを際立たせていてよかった
グロリアが一線を超えて殺害を起こし、この世界から別の世界の住人になった、ある種の違和感を演出するためにミュージカルを取り入れたのは面白かった。

私たちの愛は無限よってグロリアは唄うが、男は一切唄わないのは無限の愛などないから。男はあっちとこっちの世界を往き来するだけ。より若くて美しい女が現れると、せっせと睡眠薬を砕いて入れた紅茶をグロリアに飲ませる。真正なヒモ映画であり恋愛映画。
それでもそんなあなたが好きで好きで仕方がないの♡的な、子供を捨てて男に走った女の末路。

そんなに愛されてしまう男はというと、幼少期から実母に性の玩具として仕込まれたという、キングオブクズ!しかも詐欺師だからもうクズこの上ない。

鑑賞10分からSEXシーン。
新しい獲物の女(金と身体目当て)→嫉妬→キレて殺人の繰り返し。

いろんな欲てんこ盛りの作品でした。
あぁお腹いっぱい。
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