《この世界の中心で彼は戦う》
吉田修一の小説は、分からないと言って逃げて仕舞えばそれで終われるのだけど、考えれば考えるほど自分の喉元にナイフを突きつけられてるような感覚に陥らせてきてめちゃくちゃ怖…
自分が学生だったら
なんなルームシェアに憧れたはず。
うわべだけどそんな関係で
いろんな人間関係あるようにみえるのがかっこよかった。
今となっては
そこに憧れはないため
わかったようで
わからない…
どんな繋がりでこんな年齢も職業もバラバラな4人がルームシェアする事になるのか。
なんて思ってたらパツキン男娼まで登場してカオス。
5人が絡むストーリーなのかと思ったらそうでもなく、それぞれが大し…
当時、原作を読んで割と好きでした。
『悪人』が誰もが悪人になりうる可能性がある話だとしたら、今作は人は誰もが心に狂気を孕んでいるという話。
20年ほど前はシェアハウスが流行り始めた頃で憧れの響きだ…
会社員、大学生、イラストレーター、無職の男女4人が、ほどほどな距離感でルームシェアしている都内のマンション。その空間に、どこからか男娼のサトルが入り込んできたことで、バランスが少しずつ崩れていく。
…
クセがなく見やすい。何も考えず淡々と観れたけど、ラストらへんはやや唐突な展開。優秀で頼りになる奴が実は一番闇が深かったという・・・。最後のシーンのルームメイト達の視線は何を意味するのか・・意味深な終…
>>続きを読むシェアルームを「匿名性のないチャットルーム」と表現していることに注目しなければ結末の意味が分からない作品。
ただのシェアルームであればあの結末にはならないので、あくまでも「匿名性のないチャットルーム…