記録
【山】
フィルムで。およそ1年半ぶりの再見。やはり傑作。
再見による発見としては、やはり『みかへりの塔』との連続性である。『みかへりの塔』を未見だった以前はラストの唐突さに呆気にとられた…
どれだけ引くのかという引き絵。
スタジオを使わず、広大な自然の中に豆粒の如きサイズで、景色の一部として生きる子供たちを映すので圧倒される。
写実主義ロードムービー。
劇中の子供達が、実際に清水宏が引…
『金色夜叉』でも海を撮らなかった清水宏が、亡母を求めて浜辺で叫ぶ子供を撮っている。呼びかける姿がここでも印象的。
「労働」を求めて力強く歩く島村俊作に追従する子供達の図は相当思想が強いが、それゆえに…
「子ども映画」の模範解答
1948年の日本を強く感じさせるこんな作品を撮っているのだから清水宏はとんでもない。清水宏が世話していた戦災孤児たちに映画を教える一方、冒頭に「子どもたちに心当たりがあっ…
生のエネルギーが凄まじい。最初のテロップから最後の奥からのありえない数の生徒たちに囲まれるところまで満ちてる。
子どもへの演技指導、演出が素晴らしいね。
小学校に走っていき各自窓に登り、一人登れない…
あらゆる構図、子どもたちの細かな動きや佇まい、山や海の遠景も見事。移動しながらの撮影やロングショットなど画でここまで心象を表現出来るのが凄い。登山シーンも圧倒された。この映画は二度と撮れないし、誰に…
>>続きを読む清水宏を10本ちょっと観てきたなかで、恐らくこれが決定版で最高傑作なのではないか。こんな映画は誰にも撮れない。侯孝賢やキアロスタミより以前に、日本にこんな監督がいたことに恐れ入る。とにかくたくさん人…
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