歌行燈の作品情報・感想・評価

「歌行燈」に投稿された感想・評価

カラーの所為もあるだろうが、按摩が死ぬとことか猫いらずの映し方とか、ところどころ成瀬版よりもどぎつい印象を受ける。端正なショットを食い破る程の情熱は感じられず、ただ「キレイ」で終わってしまった。
出血中に再会するってエロいな。
upq

upqの感想・評価

4.2
桑名生まれとして馴染み深いうどん屋さんの歌行灯、こんな話だったとは
苦悩が似合う二人
1960年の衣笠貞之助監督作品。市川雷蔵主演。43年版と比べると感情が随分前に出てるし、細かな内容や人物の背景描写が違っているのが分かる。そしてテーマも父と子の親子から、喜多八とお袖、2人のメロドラマに変わってたのが印象的。『中途半端な芸は身を滅ぼす』くだりは丁寧に描かれてたね。
Cisaraghi

Cisaraghiの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

主演山本富士子。文芸ものにして音楽映画と言ってもいいと思う。踊りも加わるので伝統芸能ミュージカル的要素もある。泉鏡花だし(イメージ)、富士子は芸者に身を落とすし、どうせ哀れな末路を辿る女の話なんだろうな、と腹をくくって観ていたら、まさかのハッピーエンドでよかった!

能にも謡にも疎いが、最初の雷蔵が乗り込む謡バトル、最後の仕舞セッション、その並々ならぬ迫力に初めて「音楽としての能」に感動を覚えた。謡に鼓の音がかぶさって高揚し、宗山が次第に追い詰められていく様は、ほとんどボクサーがリング隅に追いやられていく様と変わりないと理解。能や謡も相当ハードに体力を使うようだ。

原作泉鏡花だけあってか話はしっかりしているし、美術も泉鏡花ワールドを現出させようと力が入っていて、森の場面は見るからに作り物だが幽玄さが醸し出されていて美しい(めちゃスモーク吹き出してるけど)。明治30年という時代の、山田、鳥羽、桑名のそれぞれの町の個性が出ているセットも凝っていて、渋くて贅沢な和の映像美を味わえる。置屋の硝子戸に鮮やかな色硝子が嵌まっているのは、小津の『浮草』でも見た。伊勢地方の流行りだったのだろうか?

一見か弱そうだが、その実決して自分を曲げない富士子の頑固さが頼もしい。桑名の置屋のおかみさんと、何かと助けてくれる仲間の芸者の優しさが染みた。

しかし、雷蔵さん、チョンマゲ時代劇ではないのに目張り入れすぎでは?富士子よりずっとすごいんですけど。

1943年の成瀬巳喜男バージョンも是非観てみたい。

26
事前に1943年版を見た上での鑑賞なので基本のストーリーはバッチリ!
なので違いを比較しながらの鑑賞です

【あらすじ】
基本は同じ
芸によって人(荒木忍)を死に追いやってしまった喜多八(雷蔵)は勘当され
そのトラウマに悩まされながらも放浪の旅を続け
偶然再会した娘(山本富士子)に贖罪することでお互いに救われ
最後は父親(柳永二郎)にも認められて勘当を解かれるまでの物語

【感想というか比較】
細部はかなり違う、あえて変えてるんでしょうね

大きく違うのは
喜多八とお袖のロマンスシーンがメインってくらい増えていて、戦前版では相方だった次郎蔵はキャラクター自体が存在しない

そもそもクレジット順からして山本富士子がトップで、市川雷蔵はトメって感じなのでお袖さん視点、お袖さん中心の構成になってると思う

そのおかげか戦前版では気付かなかったこと、理解が増えたところもあります
戦前版のお袖さんは単にどんくさくて不器用で芸が出来ないって感じだったけど
今作では芸をすることにトラウマがあるって感じ
父親が中途半端な芸により身を滅ぼしてしまったからそのトラウマで稽古に身が入らないの

森での連日稽古最終日にすれ違いドラマをもってくるのはちょっと強引、都合がいいかなぁとは思う

まとめ!
これはこれで悪くないけど、比較しちゃうと落ちるか
戦前版のあっさり感、おじいちゃんコンビのかけあいが良かっただけに
こちらはよく言えば丁寧だけど悪く言えば蛇足にも感じるし
ラブロマンス風にしちゃったことで現実味がないというか、、、戦前版みたくほんのりが良かった!
お袖さんあまり苦労してるように見えないんだもん、山田五十鈴のあの儚さ、可憐さとは違うよねー
Wisteria

Wisteriaの感想・評価

4.1
市川雷蔵主演での泉鏡花原作の映画化を鑑賞するのは、婦系図に続き2本目。
お袖役に山本富士子を配し、二人のシーンのなんと幻想的で美しいこと❗️泉鏡花の耽美的な世界を映像化する上で、市川雷蔵と山本富士子という組合せは最強かも知れない。
衣笠が山本富士子を使って撮った泉鏡花モノは、当時はあまりウケなかったらしいけど私は大好き。富士子を使って撮るのが上手いのは衣笠と市川崑だと思う。
ENDO

ENDOの感想・評価

4.0
能のことは全く知らないが、調べるとこの劇中の作品の題材である捨て身こそがマクガフィンを手に入れることの鍵となる。瞽の謡曲師は自尊心を伴いて井戸に身投げする。垂直落下の演出のparanoiacな酩酊感。『海人』の『玉ノ段』で死を賭しての壮絶な浮上によって二人は再開し抱擁。墜落と上昇が対になる大団円。神懸かった雷蔵の立ち居振る舞い。これぞ日本文化の爛熟だよ。
イシ

イシの感想・評価

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衣笠はサイレント時代がよいらしいねんけど どこかで観られないのかなー
フジコ ヤマモトに イライラさせられぱなしだった(-_-#)

あなた、芸者なんだから 躍り できません 歌も歌えませんは、ないでしょうが 練習しなさいよ💢 父親見たいに、中途半端な芸はしたくないから 練習しないとか 甘えでしかない

この作品は もう見ることはないだろう❗❗

こんなことなら、惜しメン様の映画作品観てた方が何億倍も 良かったぁ~😭😭😭💦

惜しメン様 ごめんよ~😭😭😭💦

によって、この作品は スコア はマイナス ★★ー★★★です。

私には不向きな作品でした。
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