ずっとウォッチリストにいた作品で、国宝の重要な場面で演じられていたことで思い出して見た。梶芽衣子すごい、最初からずっと死ぬことしか考えてないし、視線があの世を見てる。無駄に乳が出てきすぎなのは苦笑し…
>>続きを読むあたかも全篇がクライマックスであるかのように、愛に生きる生きる二人の生き様(好きな言葉ではないが、ここではそうとしかいいようない)が終始せつせつと迫ってくる凄まじい映画。ラストの凄絶で美しい心中場面…
>>続きを読む覚悟を決めた人間はこんな表情をするのか、と思わせるほど常に目に力の入ったお初が素晴らしい
愛した男のことなら語気も思想も強く、極端に振り切れてしまっているがまさに強い女
縁の下に隠れた徳兵衛の情け…
別に当て擦りをしたいワケじゃあないが、火属性の女というならば本作の梶芽衣子の域まで突き抜けてみろと思うのだ。増村が描く女はいつだってマグマの如き煮え滾る自我で予想を超えてくる。規範の倫理やシステムに…
>>続きを読む梶芽衣子、熱演
一体いくつ代表作があるんだ。
切腹が名誉なら。
一途の覚悟。
しかし、生きていれば。
噂なんか信じない。
悪役の橋本功の憎々しいこと、尋常ではない。
宇崎竜童の大阪弁、今回も…
再見。
溝口や篠田の文楽ガチ勢に対し、世話物などというものは要は俗なメロドラマであって、加えてエログロでもバイオレンスでもあるとした増村。とにかく粘着質。お初ってもっとおしとやかなのでは、と誰もが…
このテンション!この勢い!この大袈裟さ!この力のいれっぱなしっぷり!こういうのが好きなんだよこういうのが!
増村保造演出と梶芽衣子というありそうでなかったエキセントリックスパーク具合がたまらん
笑顔…