覚悟を決めた人間はこんな表情をするのか、と思わせるほど常に目に力の入ったお初が素晴らしい
愛した男のことなら語気も思想も強く、極端に振り切れてしまっているがまさに強い女
縁の下に隠れた徳兵衛の情け…
別に当て擦りをしたいワケじゃあないが、火属性の女というならば本作の梶芽衣子の域まで突き抜けてみろと思うのだ。増村が描く女はいつだってマグマの如き煮え滾る自我で予想を超えてくる。規範の倫理やシステムに…
>>続きを読む梶芽衣子、熱演
一体いくつ代表作があるんだ。
切腹が名誉なら。
一途の覚悟。
しかし、生きていれば。
噂なんか信じない。
悪役の橋本功の憎々しいこと、尋常ではない。
宇崎竜童の大阪弁、今回も…
再見。
溝口や篠田の文楽ガチ勢に対し、世話物などというものは要は俗なメロドラマであって、加えてエログロでもバイオレンスでもあるとした増村。とにかく粘着質。お初ってもっとおしとやかなのでは、と誰もが…
このテンション!この勢い!この大袈裟さ!この力のいれっぱなしっぷり!こういうのが好きなんだよこういうのが!
増村保造演出と梶芽衣子というありそうでなかったエキセントリックスパーク具合がたまらん
笑顔…
ずっと徳兵衛のことを松田優作やと思ってた
なんて熱苦しい宇崎竜童みたいな演技してるなと思ってた
エンドロール見たら宇崎竜童やった
九平次が今のイメージとは全く違う橋爪功だし 見終わってからもサ…
『第46回ぴあフィルムフェスティバル 招待作品部門生誕100年・増村保造新発見!~決断する女たち~』で観た。何と、「動脈列島」との二本立てで、梶芽衣子さんのアフタートーク付きという超豪華なプログラム…
>>続きを読む純愛がままならない元禄時代。世渡りが上手くないが真っ直ぐな商人と、世渡りが上手くて真っ直ぐなNo. 1の花魁が惹かれ合う。
行き過ぎな暴力と血の量が印象的だった。より深刻さが出る。心中のシーンはこれ…