さようなら、ごくろうさんの作品情報・感想・評価

さようなら、ごくろうさん2016年製作の映画)

製作国:

上映時間:42分

3.4

あらすじ

「さようなら、ごくろうさん」に投稿された感想・評価

エンドロールを眺めてると撮影が奥山大史だったりキャスティングが小川紗良だったりで早大是枝ゼミか...となった。言われてみればかなり是枝裕和の影響下にある気がしてくる(ロングショットとか)

ホラーっぽい演出に、最小限のロケーションと最小限の登場人物でしっかり魅せる人間ドラマ、独特の浮遊感があって面白い。
さっ

さっの感想・評価

-
夜。学校が、学校という機能を停止する時間。主は児童でも教師でもない、第三項の人物。学校も彼も老いた。用済みだ。少年がその死を見届ける

奥山さんは、手持ちも良いけどfixのフレーミングのセンスがまじすごい…職員室とか特に
G

Gの感想・評価

3.7
アボカドよりは全然いい。学校内をじっくり見せていく撮影も効果的だと思う。ただ廃校奇譚的なテーマとピエロおじいさんがうまく噛み合っておらず、もったいないなと思った。幻想的なシーンは美しいけどうーんピエロかあ…とも思ってしまう。それにしても前原なんちゃらって人は演技クサすぎる。出てきた瞬間画面が歪むほどのクサさが発揮される。今作ではだいぶマシではあったが。
前原さんこれも出てるの〜?!って感じで面白かった

ホラー一切観ない私にとったらもう怖くて仕方ありませんでした。おじいちゃんが突然ピエロになったの恐ろしくて夢に出てきそうでした。え、ジョーカー?ってパニクった🤡


暗くてちょっと見えにくかったのが残念
tetsu

tetsuの感想・評価

4.0
自粛期間に監督が無料配信をしていたため、鑑賞。


[あらすじ]

ある小学校。
最新セキュリティ導入の影響で、解雇されてしまった警備員のおじいさんは、それ以降も、夜な夜な学校に忍び込んでいた。
夜の学校に忘れ物を取りにきた男の子は、偶然、彼と遭遇するが……。


[感想]

ドラマ映画かと思いきや、突然、Jホラー的な展開になって焦った。笑

「寂しがり屋さんだから、夜の学校は、時々、遊んであげないとダメ。」と語るおじいさんは、不気味に見えて、なんだか優しく感じてしまう……、という不思議。

後半、道化師の風貌で踊りだすおじいさんの姿には、なぜか『ジョーカー』を思い出した。笑


[豪華な製作陣]

小川紗良さんが製作した『最期の星』などと同様、映画監督の是枝裕和さんが監修を担当したという本作。

また、個人的には、奥山大史さんが撮影を務めていたのも印象的で「小学校を中心に描かれる物語」、「学校の空撮カット」など、彼の監督作『僕はイエス様が嫌い』と共通点が多いのも興味深かった。
アボカドの固さを観た流れで、

たどり着いた。

夜の学校。おばけ、出るって言われてたなぁー。小学校の時、よく忘れ物取りに行ったっけ。

おじいさんが言ってた、
『昼間はみんながいるから、夜、誰もいなくなった学校と遊んであげている』
って、なんか、リアルだった。

画面が、夜だから仕方ないってのかも知れないけど、暗くて見辛いかなぁ?と思った部分が多々あった気がします。演出かも知れないけど。

おじいさんが居なくなった朝の学校。

あぁ、そういう事か!ってなりました。

あっ、前原さん!!出てる!!(笑)

このレビューはネタバレを含みます

★廃墟系(『人類遺産』など)に着地するのは良かったし、ドローンの有効活用感もあるけど、この質感なら『息を殺して』の方が好き

★整然と配置されたものを崩す=「あそび」

★整理品のカメラ(フラッシュ付き)で撮られる写真(正面切り返し)→「大きすぎ」る額縁に収まる写真を飾る若手教師→廃校舎に残された写真が倒れる

★鉄棒(さかあがり)のテストの盛り上がりと、何かを見つめるたくやくん(画面奥)のショットに映る女の子(手前)
yuling

yulingの感想・評価

-
ホラー風で肩透かしされたのか。メソッド受け継いでいるからある程度は観られるけど、それまでって感じ。なら、いびつで下手な方がいい……

いきころの死んだ爺か!
kirito

kiritoの感想・評価

2.5
【道化】

少子化の波、機械化の波。
小学校の警備員をしていた男が辞めることになった。しかしある夜男の子が忍び込んできて。。。

安易な機械化はダメだよ。結局は人と人とのふれあいだよね。っていうテーマの映画かと思いきやそうではなく、ちょっとしたホラーだった(監督はホラーではないらしい)

廊下でイスが動きだすショットとか結構不気味でよかった。

※エンドロールで是枝監督の名前が出るとお!っとなる。

2020.5.31
shitpie

shitpieの感想・評価

3.5
以前、早稲田松竹で見て以来(そのときの併映は黒沢清『ドレミファ娘の血は騒ぐ』だった)。『アボカドの固さ』を見てから、改めてこの『さようなら、ごくろうさん』を見てみると、城真也のスタイルがほとんど一貫していることに驚かせられる。客観的な、ミドル〜ロングショット。リアリズムを追い求めた、間を取った会話のテンポの演出。リアリズムを突き崩す、唐突に挿入されるファンタジー。沈黙を写しとるカメラ。さらに、ちょっとした変化によって、結果的に「あることができるようになる」、という物語の構造も変わっていない。

『さようなら、ごくろうさん』のすぐれているところはホラー描写だ。人為でなくモノが動いていく映像は、黒沢のホラーのスタイルにもよく似ている。ラスト数カットの不穏さも、カットのテンポも、なんとも言い難いすばらしさがある。この先、城にはぜひホラーを撮ってもらいたい。
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