さようなら、ごくろうさんの作品情報・感想・評価

さようなら、ごくろうさん2016年製作の映画)

製作国:

上映時間:42分

3.4

あらすじ

「さようなら、ごくろうさん」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

★廃墟系(『人類遺産』など)に着地するのは良かったし、ドローンの有効活用感もあるけど、この質感なら『息を殺して』の方が好き

★整然と配置されたものを崩す=「あそび」

★整理品のカメラ(フラッシュ付き)で撮られる写真(正面切り返し)→「大きすぎ」る額縁に収まる写真を飾る若手教師→廃校舎に残された写真が倒れる

★鉄棒(さかあがり)のテストの盛り上がりと、何かを見つめるたくやくん(画面奥)のショットに映る女の子(手前)
yuling

yulingの感想・評価

-
ホラー風で肩透かしされたのか。メソッド受け継いでいるからある程度は観られるけど、それまでって感じ。なら、いびつで下手な方がいい……

いきころの死んだ爺か!
kirito

kiritoの感想・評価

2.5
【道化】

少子化の波、機械化の波。
小学校の警備員をしていた男が辞めることになった。しかしある夜男の子が忍び込んできて。。。

安易な機械化はダメだよ。結局は人と人とのふれあいだよね。っていうテーマの映画かと思いきやそうではなく、ちょっとしたホラーだった(監督はホラーではないらしい)

廊下でイスが動きだすショットとか結構不気味でよかった。

※エンドロールで是枝監督の名前が出るとお!っとなる。

2020.5.31
shitpie

shitpieの感想・評価

3.5
以前、早稲田松竹で見て以来(そのときの併映は黒沢清『ドレミファ娘の血は騒ぐ』だった)。『アボカドの固さ』を見てから、改めてこの『さようなら、ごくろうさん』を見てみると、城真也のスタイルがほとんど一貫していることに驚かせられる。客観的な、ミドル〜ロングショット。リアリズムを追い求めた、間を取った会話のテンポの演出。リアリズムを突き崩す、唐突に挿入されるファンタジー。沈黙を写しとるカメラ。さらに、ちょっとした変化によって、結果的に「あることができるようになる」、という物語の構造も変わっていない。

『さようなら、ごくろうさん』のすぐれているところはホラー描写だ。人為でなくモノが動いていく映像は、黒沢のホラーのスタイルにもよく似ている。ラスト数カットの不穏さも、カットのテンポも、なんとも言い難いすばらしさがある。この先、城にはぜひホラーを撮ってもらいたい。
お布団、ストーブ、フリースのジャケット
暖かく優しい
だけど登場人物への視線は淡白で、でも決して見放してるような冷たさじゃない
なんかそういうのが城監督って思った
セコムの導入悲しいーー
あたしはみんなの前で逆上がりさせられるのは嫌かな

このレビューはネタバレを含みます

先生はどうしても子供を、制度の中から指導しなきゃならない。制度の外から子供たちを見守ってくれていたのは、たしかにパトロールの旗持ちのおじいちゃんや守衛のおじいちゃんだったかもしれない。優しい映画。

夜の学校。ライティングが異常なほどうまい。無音二回はややくどいか。最後の成仏ショットはどこかで見たような。
怖いのかな?って思ったけど、そんなことなくて、優しさがつまった映画だった。
ラストの鉄棒テストシーンに喝采

撮影は僕はイエス様が嫌いの奥山大史
是枝監督が監修する大学生の実習作品を観たのは、小川紗良監督の「あさつゆ」「最期の星」以来、3本目。
こちらの城真也監督作品は、かなり是枝メソッドがしみ込んでいる印象。

ホラーのような、ホラーでない不思議な浮遊感。
水族館で背骨のない深海魚を観ているかのよう。

撮影は「僕はイエス様が嫌い」の奥山大史監督。(「最期の星」の撮影も担当)
映像が醸し出す雰囲気は良いが、脚本の誘引力はいまいち。
そして、音声が聞き取りづらいのが難点。
yuki

yukiの感想・評価

2.4

このレビューはネタバレを含みます

無人警備システムによって職を追われることになってしまった学校の警備員さんとのお別れ。時代の変容と役割の変化、そして淡い感動…という感じの映画では全くなかったのが面白かった。暗い学校の老化でピエロに変貌する老人の画が強烈すぎる。うーんこれは肌に合わない、かな。
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