米軍が最も恐れた男 その名は、カメジローの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー2017年製作の映画)

上映日:2017年08月26日

製作国:

上映時間:107分

3.9

あらすじ

ナレーション

「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー」に投稿された感想・評価

たー

たーの感想・評価

3.5
こんな不屈の精神を持った人が本当にいたのかという感想。格好いい生き方とはこういう事か。男女平等の考えこの時代にはも信じられない。この映画は筑紫哲也の報道番組のキャスターが監督。公開1年ということで舞台挨拶があった。パート2も作成するとのこと。20分の特別版の報道もありラッキー。
沖縄の歴史って、詳しくないけど暗いから、あまり突っ込んで聞けない&知らずに生きてきてる人って多いと思う。私はそう。見るべき!改めて沖縄という土地について考えるきっかけを与えてくれる。

劇場で見たけど、(ナレーションも手伝って)NHK感がすごかった。これはテレビでも放送してほしいなー。若い人に限らず見た方がいい。シリーズにもなってほしいくらい。
20180827新文芸坐
カメジロー氏が記録に残すべき人物なのはよく分かったのだが、ドキュメンタリー作品としてはテンポの悪さを感じてそれほど乗れなかった…
面白かった!
基地と沖縄の歴史がとてもわかりやすく描かれていました。
音楽がとても良く、新文芸坐で鑑賞できたのは幸運だったかも。
音楽には坂本龍一さんが関わっていたのね。
静謐さ漂う作品でした。

この作品を見逃した悔しさをバネに面白い映画がひしめき合う中、OKINAWA1965や沖縄スパイ戦史を選んで鑑賞してきました。
三作品とも観れて良かった。

今の世代だからこそ向き合える現実があるのかもしれない。

元米兵が目に涙をためて当時と現在の異様な状況を話している姿。
父親が悪い人が入るはずの刑務所にいる姿に胸を痛める子供のエピソード。
銀行だけではなく、水道さえも止められても挫けない那覇市民の姿。
奥さんの詠んだ歌。
などなど、涙しながら鑑賞しました。
時々笑い声が上がるシーンもあり。

続編はカメジローさん本人と周辺のお話になるのかな?
パンフの娘さんの話には興味深いエピソードがまだまだあるみたいだったので、楽しみにしています!
日本人として、そしてウチナーンチュとして、基地の意義を考えてきました。理想としては、武力に頼らない平和を願い、しかしその一方で日米安保による抑止力もまったくは否定できない、そんな複雑な議論に翻弄されてきました。
しかし、この映画を観て、基地問題の根っこを突きつけられた感じがします。それは例えば、日本とアメリカといった国家単位の条約の意義云々ではなく、その実現のために沖縄で何が起きてきたのかといった、悲痛の叫びそのものでした。いままで、日本人として消極的ではあるけれど安保を受け入れ、基地に関して濁してきましたが、やっぱりこのままでいいはずがないと思います。映画の中で、瀬長カメジローが力説しているのが、想いを共にするヒトとヒトの団結力です。それは、このように続いていました「ひとりの声は20m先までしか届かないかもしれない。しかし100名集まれば那覇中に響き渡るかもしれぬ。沖縄県民140万人が叫んだらどうだろうか。東京はもちろんのこと、ワシントンまで動かすことになる」と。どういう世の中で生きていきたいのか、周りを議論に招待したいと思いました。
いわゆるプロパガンダ映画ではない。セナガカメジローと言う人物の魅力を沖縄問題と絡めて伝える。ガンジー、マンデラと重なる。大杉漣の声も良い。
asuka

asukaの感想・評価

3.5
瀬長亀次郎さんのことを初めて知った。
この方がいたからこそ、今の沖縄があるんだよね。
シアター内にお年寄りが多かったのも印象的。
柊

柊の感想・評価

3.9
上映前に小森陽一氏のトーク付き。
ずっと観たかったこの映画。今朝上映日を偶然知り観に来た。
幾度となく目にした沖縄戦の動画やスチール写真と沖縄人の怒りが集結した県民大会の人の塊。圧巻だったのは、瀬長亀次郎対時の首相、佐藤栄作の国会での対決。堂々とした瀬長亀次郎に対して、若干弱腰ながら包み隠さず答弁する佐藤栄作。今のあまりにも情けない安倍の答弁とは全然違う。あの時に基地撤去を目指して努力すると誓った日から何も変わってないどころか、むしろ加速度的に悪化している現状を瀬長亀次郎はどんなに思いで見ていることか。それでもきっと沖縄県民の不屈の精神を疑う事なく信じている好々爺な亀次郎が見えるような気がする。

瀬長亀次郎の記念館を不屈館と呼ぶのは、本人の不屈ではなく、瀬長亀次郎自身が沖縄県民を不屈の精神とたたえた事から命名されているとは新しい発見だった。沖縄に瀬長亀次郎有り!と言われた男の誇り高き人生しっかり見せて頂きました。
本作を通して初めて知った人物、カメジロー。
政治色も見えるが、あくまで1人の人物を史実に基づいてフューチャーしたドキュメンタリー作品。
なので、スタンスはとてもフラット。

この人物にとても興味が湧いた。
どんな言葉を発したのか、どんな手段でリーダーシップを発揮したのか、もっと知りたい。
Shiho

Shihoの感想・評価

4.0
沖縄と言えば観光地としての青い空蒼い海がまず最初に思い浮かぶかもしれない。しかし戦時中から戦後、現在もなお沖縄が抱える壮絶な事実について日本人として知っておく必要がある。リゾート地としての沖縄という認識ではあまりにも浅はか。本土に住む人間は肌で感じる感触がないからこそ特に関心を払わなければならない。沖縄県民が声を上げて「NO」を叫ぶ米軍基地の価値は0であり誰も望んでいないその存在を押し付け続ける日本政府のやっていることは強奪 差別行為そのものだ。
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