ヴラーチルのデビュー作にして、瑞々しさと不穏さの両面性が人間のように表現された初期衝動、超絶傑作。
少ない台詞に詩的な映像が、我が身体と精神を駆け抜ける。
バルト海とプラハの街、遠く離れた場所をつな…
少年少女のクロースアップ、手書きの鳩の絵、高いところから下を覗くように撮られたショット、白い鳩と黒い猫、顔が切り落とされた少年の像…映像の美しい構図に圧倒される。なんてことのない物語でも映像の力でこ…
>>続きを読む海と街、白を覆う黒、黒に浮かぶ白、上下の構図、あらゆる二項対立が迎合するラストは感動的。ファーストショットから凄いんだけど、極端なアングルや白黒の強調が現実世界を異化させる。でかいマンション(団地?…
>>続きを読むヴラーチルの長編デビュー作
撮影アレクセイゲルマンとかパラジャーノフ映画のユーリークリメンコなのね!
あの手持ち&広角レンズめっちゃ似てると思ったらまさかの
巨大物&廃墟恐怖症の自分にとってロケー…