すばらしき映画音楽たちのネタバレレビュー・内容・結末

「すばらしき映画音楽たち」に投稿されたネタバレ・内容・結末

映画音楽をテーマに、その歴史と作曲家、そして収録の過程などを描いたドキュメンタリー作品。

色々な映画関係者の証言やアーカイブ映像も登場するけど、このドキュメンタリーを観て「あんな人が!」「こんな人が!」「そうそうこの音楽!」という興奮を得るためには、観る側にある程度の予備知識が必要だと思う。
ジョン・ウィリアムズやハンス・ジマーなどの作曲者の事も知っていて当たり前の様に語られるし。
「E.T.」や「インセプション」なんかはクライマックスのシーンを引用しながら彼らの音楽のすごさを解説する場面もあり、この辺は明らかに観ていることが前提の作りだよね。
その上で認識を再確認するための作品って感じかな。

でもそういった前提知識があるととても面白く、共感してしまう場面は多い。
映画における音楽の効果の説明も「サイコ」などの例が分かりやすくて良い。
「映画音楽でなければ耳障りなだけ」というのはその通りだな、耳障りだから最高に効果を発揮する場面だし。
ジョン・ウィリアムズはアーカイブ映像ばかりだったけれど、「ジョーズ」が出来たころのスピルバーグとの映像などは面白かった。
70年代~80年代は間違いなくジョン・ウィリアムズの時代だというのがすごく分かる。
それ以降の代表的な作曲者も取り上げられはするけど、まあ多少語りつくせていない感はあるか。
でも映画音楽に対する敬意の詰まったドキュメンタリーだと思う。

構成的には現在の作曲・収録風景を見せながら、映画音楽の歴史や、有名作曲家が作り出した作品の紹介を差し挟みつつその世界を描いていく、という感じ。
作曲者たちは監督の意図を組んで曲を作っていくわけだが、ハンス・ジマーが事あるごとに不安にさいなまれると言っているのが印象深い。
あれだけの作曲家でも悩みに悩んで曲を生み出しているのだね。
「ジョン・ウィリアムズに頼んでくれ!」という冗談には笑ったw
あとはそうだな、ブライアン・タイラーが作曲した映画が上映されている劇場のトイレにこもって、そこで「自分の曲が鼻歌や口笛で聞こえてくるか耳を澄ますんだ」と言っていたのがちょっと微笑ましい。
ドキュメンタリー。

実際に映画音楽を手がける人々がその歴史と価値を語る。
「映画館と音楽は常に共にあった」
サイレント映画と呼ばれるそれにも、
特撮映画やファンタジー映画のような「作り物」である世界にも、
「音」で魂を吹き込んだ。

「この曲を聴けば、観客はピンとくる」
その時何が来るのか、それは何の曲なのか、どんな感情を煽っているのか。
見ているだけではわからないそれに「共通」の認識を持たせる。
こうして、次へと「誘導」されているのだ。
とても丁寧に描かれ、見ごたえのある作品でした。
お勉強にもなりました。


「音楽一つで世界観を破壊されかねない」
この言葉とこの映画を「イメージソング」などと都合のいい言葉を当てはめて、アーティストに歌わせる
映画の世界観を壊してることに罪悪感を抱かない「広告担当の方々」は目にしていただきたい。
円盤の特典映像とかで劇伴製作の裏側をちょろっと見れたりするけどここまで濃ゆいのは初めて。楽しかった。

ハンス・ジマーでさえ超大作のバジェットにビビりつつ、ヒーヒー言いながら曲作ってるって知れたのがホント良かった。そりゃこわいよねぇ・・。

それとスタジオミュージシャン達へのインタビューも興味深かった。”無表情で淡々と仕事してるプロ”ってイメージだったけど、やっぱ『うぉ~~!!この曲ヤベ~~~!!』と子供みたいにワクワクする瞬間もあるみたい。それ知れてホッコリした。
録り溜め映画『すばらしき映画音楽たち』観終わり。

この映画、まだ劇場公開してないの!?
WOWOWサイコーかよ....

多くの名曲、神曲な映画音楽の作曲者やそれに携わる人達を追ったドキュメンタリー。

ジマーたち天才作曲家の面々もフツーに〆切が恐いんだねw

ジョン・ウィリアムズはもう神。

『スター・ウォーズ』、『ダークナイト』、『アベンジャーズ』は曲かかると泣く。

『アベンジャーズAOU』の作曲者ブライアン・タイラーが上映されたら実際に劇場に足を運んで観客の反応を見て、その後の行動がおもしろかった。
フェラーリ乗ってて、ヤラシイ話だがちゃんと貰う物は貰ってるのね、と。

ラミン・ジャワディさん出てきて欲しかったな。